第二章 勇美と依姫の幻想郷奮闘記
第33話 桜対戦:後編
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い袴の神の依代が立っていた。
「くっ……」
そう言って片膝を付いたのは神の依代の方であった。
「依姫さん……!?」
その光景を見ていた勇美は思わず息を詰まらせた。まさかこの人が……?
その最中幽々子が口を開いた。
「いい勝負でしたわ。そして……」
そこで彼女は一息置き、そして言葉を続けた。
「勇美ちゃんだっけ……?」
「あ、はい」
突然話を自分に振られて、何事だろうと勇美は首を傾げる。
「安心しなさいな。この勝負……あなたのお師匠様の勝ちよ」
「えっ!?」
幽々子に言われて勇美がそう頭に疑問符を浮かべるのとほぼ同時……。
ポンッ! ポップコーンが弾けるような小気味良い音を出して──幽々子が煙に包まれてその場から掻き消えたのだった。
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