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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
絶・対・絶・命
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のサーヴァントは機能を停止し、動かなくなる。
彼女は元研究員からそう聞いていた。
だがおかしな事が起きたのだ。
倒れている彼女らにワクチンを打とうとしたその瞬間。
突然起き上がり、にんまり笑ったかと思うと身体が破裂。
すなわち爆発したのだ。
「なんだと!?」
さらに起き上がり走り出すサーヴァント達。
しかし、アタランテやアナスタシア、他の者達は一切無視。
何をするのかと思えば、全員揃って艦橋の代わりとなった姫城城をよじ登り始めているではないか。
「ころせ!ころせ!」
「しろのうえのやつらだ!そいつをころせ!!」
奴らは気付いたのか、はたまた教えられたのか、
このスチームオブ姫路城の要の一つである刑部姫に目をつけはじめたのだ。
さらに事態は、悪い方向へと傾いていく。
「あはははははは!!れんさま!れんさまああああ!!!!」
「しまっ…!」
気付くのが遅れた。
一騎のサーヴァントが、発狂しながら船内へと入り込んでいったのだ。
追わなければならないが、これ以上の侵入と姫路城が落とされるのは防がなければならない。
だが、
「きゃあ!!」
アタランテの元に、奮戦していたアナスタシアが吹き飛ばされてきた。
「どうした!?」
「あ、あいつ…一体…。」
そしてアナスタシアを追うように、彼らの前に降り立ったのは2メートルはあろう鋼の巨人。
そう、先程話していた英霊兵だった。
「こいつッ!!」
至近距離から矢を放つ。
だが英霊兵はその鈍そうな見た目とは裏腹に、その矢をいとも簡単に掴んでみせた。
「…!!」
さらに後ろにも飛来した英霊兵が着陸する。
アタランテはすぐに理解した。
ただの機械やオートマタなどではない。
こいつらは、自分達サーヴァントと同等の強さを持っていると。
そして、
束になってかかられれば、自分達でも敵わないことを。
「ッ!」
英霊兵の脇腹に蹴りをくらわせるも、鈍い音が響くだけでびくともしない。
そうこうしているうちに、英霊兵はどんどん増えていく。
八機、九機と、
甲板の上には十機以上の英霊兵が降り立った。
「このままでは…!」
矢も効かない。肉弾戦も通用しない。
これでは勝つ見込みがないと諦めかけたアタランテ。
だが、
「ブッチKILL!!!」
聞き覚えのある掛け声と共に、目の前の英霊兵の頭が飛んだ。
「キャット…!」
「いてもたってもいられず出てきた。諦めるとは貴様らしくもないぞ。」
いつになく真面目な表情でタマモキャットは立ち向かう。
襲い来る英霊兵をまさに猫のような身のこなしでやり過ごし、強烈な反撃をおみまいする。
「ここはご主人の艦だ!!何人足りとも踏
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