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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
絶・対・絶・命
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そこには十数台の搬送車が止まっていた。
「"ゾンビ兵"を解放する!搬送車のロックを解除したのち、すぐさま離れろ!!」
置鮎に命令された隊員がそこで待機していた隊員達にそう命令する。
すると5台の搬送車のロックを解除し、彼らは言われたまますぐにその場から離れる。
そして、開け放たれた扉からはゆらゆらと、ふらつくように何十人もの人が出てきた。
いや、人ではない。
「使い古した後でも十分使い道があるなんてな…サーヴァントというものは、とことん便利な道具だ。」
隊員の一人がそう呟いたように、彼らは人ではなくサーヴァントだ。
しかし、あちこち怪我を負っており、服が服として機能していないぼろ布をまとい、中には四肢のどれかが欠損しているサーヴァントさえいた。
そのさまは先程隊員が言ったように、"ゾンビ"
そう、このサーヴァント達は代表に使い古され飽きられ捨てられた挙げ句、おさがりとして研究員や隊員達のおもちゃにされ、さらに価値のなくなったものをそのまま兵士として再利用したのだ。
そして彼女ら全員の霊基にはあることが刻まれている。
"敵を殺せ。そうすればまた、恋様の奴隷になれるぞ"と。
「ころす…!てき、ころす…!!」
「れんさま…わたしのかつやくをぜひみていてください…!」
「れんさま…ああれんさま…!!」
飽きられ、見捨てられた彼女達。
洗脳弾により霊基を汚染させられ、もはや代表にしか救いを求められなくなった者達。
かつてのマスターも、自分達が何故この世界に来たのかも、彼女らは既に忘れている。
「ころせえええええええええー!!!!!!!」
サーヴァントの一人がそう叫び、必死の形相で彼女達は走る。
頑張らなければならない。もし敵将の首をとってくるレベルの武勲を上げれば、また性奴隷として扱ってくれるかもしれないからだ。
だから彼女達は、本気で殺しにかかる。
「しねえ!!!しねえーーー!!!!」
さすがの蒸気兵もサーヴァントには敵わない。
ほぼ一撃で破壊すると、彼女らはジャンプして簡単に甲板に取りついた。
「わたしがいちばんのり!!えへへ!えへへへへへ!!!みてますかれんさまぁ!!!」
変わり果てたサーヴァントが三笠に侵入する。
だが、
「あ、あれ…?」
それ以降、一歩も動くことが出来なくなった。
恐怖によるもの?違う。
「勝手に踏み入らないで、その足、二度と動かないようにしてあげる。」
両足は既に凍り付き、壊死していたからだ。
「あ、あああ…わたしの!わたしのあ」
私の足が。
そういう前に全身が氷に包まれ、その一番乗りのサーヴァントは派手な音を立て砕け散った。
凍らせたサーヴァントは言うまでもない。
「片っ端から凍ら
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