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FAIRY TAIL 明治と江戸を渡った人斬り
Fairy Days
Fairy Girls −Lucy−
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よ〜!」

「ごめんごめん!ルーシィって本当に素直で可愛いなって思ってさ!」

「む〜何か納得いかないけど…あ、着いたここで服見るから、男の人の視点で感想聞かせてね。」

「本当に俺でいいのか?他の人の意見は聞かなくてもいいの?」

「他の人?誰かいたっけ?」

心の底から聞き返すルーシィにギルドの男達を思い出す。ナツ、グレイ、エルフマン、ガジルetc.…少し考えて出した結論は、

「仕方ないな。センスはないが俺が見るよ。」

「分かってもらえて嬉しいわ。」

二人は固く握手をした。

そして蓮は荷物もちとなっていた。

「でも!レン、結局似合うしか言ってないじゃない!?」

「仕方ないだろ!ルーシィ自分に合う服しか選んでないし、それに綺麗だしスタイルもいいから大抵の服は似合うだろうし…」

「あ…ありがと…///」

「でも少し露出度高いのが多かったんじゃ?」

「///か…活動的と言って…」

蓮がいたのでちょっと冒険してみたルーシィだった。

「そんなことより!お昼食べに行きましょ!お礼に奢るから!」

「お昼くらい俺が奢るよ!ルーシィ随分服を買ったじゃん!」

「昨日おかげで依頼完遂できたから大丈夫よ。」

「それでも女性に奢らせる訳にはいかないよ!」

ルーシィは感動していた。なにせ周りにいるのは逆に奢らせようとする男ばかりだったからだ。

ルーシィの希望でパスタ店で昼食を取る二人。メニューを眺めていると蓮の後ろの窓の外を見たルーシィの顔が驚愕に染まっていた。

「どうした?」

問いながら後ろを振り向こうとしたら、ルーシィがブンブン腕を振り回しながら、

「な…何でもない!何でもないから!」

と言うので怪訝な顔をしながらもメニューに目を戻す。

…窓の外ではカナがルーシィに向かってにやけながら親指をたてていた。

料理を食べつつ談笑していた二人は端から見れば完全にカップルにしか見えない。美男美女のカップルに店内の多くの人が注目していた。それを見た店長はこれは使えると思い、デザートに無料でお互いに食べさせ合うパフェを提供した。スプーンは一本しかないので交互に食べさせ合うことにする。蓮はこういうことには慣れているので、そうでもなかったがルーシィは顔を真っ赤にしながら食べさせられていた。…なおそれを見たカップル達が自分達もとそのパフェの注文が殺到し、店長の目論みは成功した。

昼食の後、ルーシィは蓮に聞きたいことがあると言って公園に誘った。

「はあ〜美味かったな!」

「うう…味なんて全然分からなかった…」

ルーシィの顔はまだ赤い。

「で、聞きたいことって?」

「…」

「聞きにくいこと?別に元の世界のことで
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