第三部
時間稼ぎ
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向子は親指と人刺し指の二本で平然と挟み込むと弾丸の推進力を強引に殺す。
弾丸は音を立てながら回転を遅くしていき遂には運動エネルギーを使い果たしてしまった為に動かなくなってしまう。
「あれを抓んで止めるだと……!?」
結局、狂伯が用意した123名の暗部は全て向子の手で壊滅させられてしまった。
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