第六十七話 滝の遺跡
[2/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
モデルZXに変身し、ZXセイバーを構えていつでもチャージバスターを放てるようにチャージしておく。
球をかわしながら、突撃してくる二体にセイバーによる回転斬りを叩き込む。
「ぬあっ!?」
「うぬっ!?」
背中に深い裂傷を受けたアーゴイルは体勢を崩し、ウーゴイルは何とか耐える。
「「当たれっ!」」
即座にセイバーをZXバスターに変形させてそれぞれにチャージバスターを直撃させる。
「(凄い…二つのライブメタルを使ったロックマンだけあって凄く戦いやすいし…何より強いわ)」
「(これだけ強い力を使いこなしていたのかエールは…手加減されてなかったら簡単に負けていたな)」
モデルZXの攻撃性能と武器の使い勝手の良さにアッシュとグレイは舌を巻いたが、とにかく目の前の敵を倒すことに集中する。
「それっ!!」
セイバーで球を弾きながらアッシュがアーゴイルに連続で斬りつけ、グレイがウーゴイルにチャージバスターでダメージを与えていく。
「己!」
「ライジングファング!!」
三連?に耐えてアーゴイルは球を蹴ろうとするが、直後にジャンプによる斬り上げを繰り出して回避と同時にダメージを与える。
グレイはこちらに飛んできた球をジャンプでかわしながら地面にセイバーを向けて降下する。
「エナジーフィシャー!!」
地面を穿ち、衝撃によって瓦礫が吹き飛んでウーゴイルが球を受け止めるのを妨害する。
「うぬっ!?死ねいっ!」
ローラーダッシュによる体当たりを繰り出してくるウーゴイルに、グレイはセイバーで迎え撃つ。
「(こいつらは二体掛かりで戦うことを前提にしているんだ!だからコンビネーションさえ取らせなきゃ弱い!!)」
グレイの予想はアッシュもついていたのか、アーゴイルと合流させないようにしている。
「グレイ!纏めて倒すわ!」
「分かった!トランスオン!」
グレイがローズパークに変身し、両腕の蔓を伸ばしてアーゴイルとウーゴイルを拘束して一纏めにする。
「「ぬうっ!?」」
「これで、とどめぇ!!」
セイバーを構えてダッシュジャンプからの回転斬りで二体同時に両断するアッシュ。
「己っ…!我らの…連携が破られるとは…!」
「………ぬうっ…!」
「だが…所詮、出来損ないの貴様らに…この戦いは生き残れん…ぐっ…ぐぐっ…!」
「ぐあああああああっ!」
グレイは二体が爆発する前にローズパークの変身を解除し、即座に距離を取ったことで爆発に巻き込まれることはなかった。
アーゴイルのデータをコピーしたモデルAはアーゴイルの残骸を見ながら口を開いた。
「番人にフォルスロイドを置いておくなんて、余程この先は見られたく
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ