第三章
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天下の英傑であられ」
「そうした方だな」
「だからこそですね」
「下らない戦で死ぬなぞな」
「あってはならないですね」
「そうだ、弥五郎どんの様な方ならな」
是非にとだ。児玉は強い声で言った。
「下らない死に方はあってはならない」
「では」
「あの人のことを願おう」
心からとだ、児玉は従兵に話してだった。彼と共に熊本に戻った、そして西郷が乱の総大将に担がれたと聞いて今の弥五郎どんは死ぬと嘆いたという。
弥五郎 完
2019・11・18
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