第六十六話 二人の先輩ロックマン
[6/7]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ラーメン系。
日替わり定食…etc。
デザートにアイスなども頼むのもいいかもしれない。
二人は吸い込まれるようにハンターキャンプの食堂へ向かっていった。
そして時間は少し戻り、ガーディアンベースに戻ったエールは不機嫌そうな顔で司令室であるブリッジに入り、上機嫌のプレリーに迎えられた。
「嬉しそうだね」
「そう?久しぶりにヴァンに会えたからかしら?」
そうやって頬を微かに赤らめながら言うプレリーは同性のエールから見ても素直に可愛いと思った。
「ヴァンったら、ここに来たんだからそのまま残れば良いのに」
「一人の方が動きやすいようだから仕方ないわ」
「プレリーはヴァンに甘すぎ!もう少し厳しくしないと!!」
「う〜…でも…」
頭を抱えるプレリーにエールは溜め息を吐きながら端末を弄ってハンターキャンプにいるアッシュとグレイの二人の姿をモニターに映す。
「あ、映った映った」
「この子達がヴァンの言っていたロックマンなのね」
モニターに顔を向けるプレリーの言葉にエールは頷いた。
「ええ、頼りになりそうな子達だったわ」
そして二人がトランスオンでモデルZXに変身した時、司令室がざわついた。
「これは…」
「アタシも初めて見た時は驚いたわ、まさかダブルロックオンまでコピー出来るとは思わなかったけ…」
「エール?」
不自然に言葉を切ったエールにプレリーが疑問符を浮かべるが、エールの視線を見るとモデルZXに変身したアッシュに向けられていた。
やはり自分の使っている力をコピーされると言うのは複雑なのだろうか?
いや、それならグレイにも視線が向けられているはずなので、良くモニターを見てみるとアッシュの一部分をエールが凝視していることに気付いて赤面した。
「<●>ω<●>…あの子…見た目からして多分、アタシがロックマンになったのと同じくらいの年齢だよね…」
「え、ええ…多分」
エールの表情が怖く、プレリーの表情が引き攣っているが、エールは構わずアッシュの一部分を凝視する。
「<●>ω<●>…あの時のアタシと同じくらいなのに何なのこの差は?黒幕の…アルバートにとって特別だから?体も特別だって言うの?」
「い、いや…それは個人差だと思うけど…あ、あまり気にしない方が良いわ。人それぞれだもの」
「<●>ω<●>…ねえ、プレリー…プレリーが言うと嫌味にしか聞こえない」
出るところは出てて、締まるところは締まってるプレリーが言うとエールからすれば嫌味にしか聞こえない。
「なあ、エール?何を見てんだよ?」
「<●>ω<●>…うるさい、あんたには関係ないわよ」
運び屋時代からの悪友であるシュウを一蹴する
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ