暁 〜小説投稿サイト〜
ソードアート・オンライン 守り抜く双・大剣士
第42話 =決断=
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んだと思う。もしも、あそこで無理に誰か1人選んだとしても他の3人との関係は絶対に悪くなってしまうし、本心だとしても軽々しく「好きじゃない」と言っても4人との関係は悪くなるだろう。

「…どうすれば…いいんだろうな…」

『ありのまま…自分のその思いを伝えればいいんじゃないのか』

俺はソラに「どういうことだ」と聞く前に一言『ただし』という音が頭の中に響く。

『ただ口にするんじゃない。その言葉に責任を持つんだ』

「…責任…か…」

『そうだ。今だけじゃなく未来まで』

俺には難しい話だと思った。まだ18歳、しかもそのうちの2年間はこのゲームでひたすら生きることや大切なものを守ることで精一杯だった。おまけにメンタルヘルスシステムなんかに支えられる始末…責任なんて考えたこともない。

でも、何か晴れた気がした…多分だけど…。

「……やるしかない…か!」

そう思い、今まで座っていたところから飛び出すように立ち上がる。ソラの難しい話はいまだに理解できてないしこれから先も多分理解できる日は来ないだろう。でも今は自分の思ってることを隠さずサチやシリカ、リズにユカに伝えなきゃいけない…そう思ったんだ。

「……どこにいるんだろうな…店か?」

と考えているうちに俺の脚はとっくにリンダース…その中にある仲間の店へとすでに進んでいた。今の時間は飛び出してきてから結構時間が経っておりもし4人とあったらどこ行っていたのか、と問われたり怒られたりするだろうけどそれでも戻って伝えなきゃな…









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