第五章
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」
「インフルエンザも危ないけれど」
下手をすると死ぬ病気であることから言う。
「もっとね」
「酷いことになるのね」
「あんた今かなり辛いでしょ」
「もう死にそうよ」
高温と咳と全身のだるさによってだ。
「ずっと風邪一つひかなかったのに」
「だから丈夫でもよ」
「無理し過ぎたらいけないのね」
「そうよ、これに懲りたらね」
それならというのだ。
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