第百三十九話 軍師の読みその六
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「そうしてるよ」
「ではお鍋も」
「また出すよ」
そちらもというのだ。
「鴨鍋をね」
「おお、鴨鍋か」
鴨鍋と聞いてだ、山本は嬉しそうに声をあげた。
「わしはあれが好きでのう」
「楽しみだね」
「おう、鴨にな」
山本は麻友にさらに話した。
「お豆腐も食ってな」
「そしてだね」
「葱に白菜に糸蒟蒻に」
そういったものをというのだ。
「食ってな」
「そしてだね」
「あったまるか」
「いいことだよ」
「酒は飲めんが」
戦の前なのでそれは禁じられているのだ。
「けどな」
「楽しむんだね」
「そうさせてもらうわ」
「まあとにかく栄養のあるもんをよおさん食ってもらうわ」
中里はまた話した。
「今も」
「そうしてやね」
「戦で思う存分戦ってもらうわ」
中里はまた綾乃に答えた。
「是非な」
「そやね、うちもよおさん食べさせてもらうで」
綾乃はにこりと笑って話した。
「そして戦の時にな」
「頑張ってくれるんやな」
「そうさせてもらうわ」
綾乃は中里に笑顔で答えた。
「是非」
「ほなな」
「ただ、綾乃さんは」
雪路は綾乃の天照大神のそれを思わせる服の上からでもわかる彼女の見事な胸を見てそのうえで言った。
「どうもね」
「どないしたん?」
「いえ、食べたものの栄養が」
それがというのだ。
「胸にかなりですし」
「胸?」
「はい、そちらに」
「大きいですからね、綾乃さんの胸は」
宮子も綾乃の胸を見て話した。
「九十はありますよね」
「九十一やで」
「大きくなってませんか?」
さらにというのだ。
「前より」
「そういえばそやね」
実際にとだ、綾乃は宮子に少し考える顔になって話した。
「うちの胸は」
「はい、一センチですが」
前に測った時と比べてというのだ。
「大きくなってますね」
「そのお陰で肩凝るわ」
「まあ胸が大きいとそうですね」
雪路にしても心当たりがあって頷いた、彼女も結構な大きさなのだ。これはこちらの世界でも起きた世界でもだ。
「そうなりますね」
「そやからね」
「うむ、胸が大きいのも困りものだ」
日毬も言ってきた、見れば日毬の胸も結構な大きさだ。
「肩が凝るし剣を振るう時も邪魔になる」
「そこまで大きいと」
宮子は日毬の胸も見た、そのうえでの言葉だった。
「確かに」
「困る」
「そうですね、私はそこまで大きくないので」
宮子の大きさは普通である。
「肩凝りとかは」
「なったことがないか」
「胸のことでは」
「それはいいな」
「いいですか」
「うむ、中々辛いぞ」
「そうやねんね、まあ胸は」
それはとだ、綾乃はまた言った。
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