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ドラゴンクエストビルダーズ:アレフガルドを復活させられてます(新リュカ伝)
第3章:マイラ・ガライヤ編
1:詐欺に要注意!
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先刻(さっき)と今じゃ状況が違うだろ! 欺しやがって」
『人聞きの悪い……欺してなんかいません。大体、私が何を言いました?』
「マイラには温泉があって、美女と二人きりで温泉ライフ満喫」
『そんな事、一言も言った覚えはありません! 私は『マイラには何があったか思いだして下さい』と言っただけです』

「な……ふざ……」
『美女の事なんか今まで言った事ないですよ』
「な、何だと!? 今までは俺のやる気を出す為に、最初の住民は美女にしてくれてたじゃないか!」
『そんな忖度した憶えありません。偶然最初に来た方々が貴方好みの人物だったに過ぎません』

「そ、そんな屁理屈罷り通ると思ってるのか?」
『屁理屈も何も、これは事実ですぅ!』
「……………もういい、解った」
『あ、あれ? い、何時もの様に『ですぅじゃねー』とか言わないんですか?』

コイツには何を言ってもダメだ。
何時か痛い目に遭わせてやる。

リュカSIDE END



(時空の狭間)

「遂に(リュカ)を怒らせましたよ」
「きゅ、急に現れて怖い事言わないで下さいマスタードラゴン!」
「怖い事も何も、これは事実ですぅ」
「ま、真似しないで下さい」

「暫くの間は貴女の思う通りに復興に尽力するでしょう」
「願ったり叶ったりじゃないですか」
「“暫くの間”です。復興を行っている間も、虎視眈々と逆襲の準備をするでしょう」
「そ、備えはあります!」

(リュカ)の寿命を短く設定した事ですか?」
「き、気付いてたんですか!?」
「気付きますよ……私だって神族の端くれですよ」
「で、でもこれで何かをする時間は無いはずです」

「はぁ……逆効果にならなければ良いのですが」
「逆効果?」
(リュカ)だって自身の寿命には(いず)れ気付きます。そうなれば如何様にも対応は出来ますよ」
「た、例えば如何なる事ですか?」

「さぁ……私には想像も付きません。(リュカ)の思考回路は突飛ですからね」
「何か出来るとは思えません。私はここから指示を出すだけですし、(リュカ)には時間が限られてますから」
「貴女の一番恐れてる事をしてくるやもしれませんよ」
「……わ、私が(リュカ)に対して恐れてるのは、竜王に変わって世界を征服される事です」

(リュカ)の征服が物理的とは限りません……(リュカ)は世界征服に興味ありませんから」
「と、言うと?」
「さぁて……これ以上は私にも分かりません。後は貴女の想像にお任せします」
「い、一方的に脅すの止めて下さい」

「申し訳ありません。ですが(リュカ)との付き合い方を間違えてますからね……」
「付き合い方?」
(リュカ)は敵対する者に容赦あ
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