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英雄伝説〜灰の騎士の成り上がり〜
第88話 (断章終了)
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りを抱いたリフィアはあらゆる穢れを消滅させる究極の神聖魔術を発動した。するとアルベリヒの頭上に凄まじい光が炸裂した後、アルベリヒの頭上に騎神や機甲兵も丸ごと覆いつくす極太の収束した聖光が降り注いでアルベリヒを襲った!
「ぐぎゃああああああああああああ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”――――――ッ!!」
「アルベリヒ――――――ッ!」
その身にリフィアが放った究極の神聖魔術を受けた。”不死者”の肉体を持ち、更にアルベリヒ自身も”穢れ”の存在のような為、今まで受けた神聖魔術の中でも最も効果的なダメージを受けるとともに悲鳴を上げ、それを見たゲオルグは声を上げた。
「お……の……れ……想定外(イレギュラー)……ども………が……………」
「しっかりするんだっ、アルベリヒ!」
そして光が消えた後、そこには全身を浄化の光に焼き尽くされた事で全身に大火傷を負い、更に全身の至る所から煙を上げているアルベリヒが姿を現した後アルベリヒは気を失って地面に倒れ、それを見たゲオルグは慌ててアルベリヒに駆け寄り
「まさか今ので彼は滅されたのでしょうか……?」
「そうなってくれた方がこっちとしては助かるが……ま、”妄執の塊”のような奴があの程度ではくたばらないと思うぜ。」
それを見たセドリックは困惑した様子で呟き、セドリックの言葉に対してクロウは苦笑しながら答えた。

「リウイ様、撤退の準備が整いました!」
「いつでも転位魔術を発動できます!」
「フフ、そちらの撤退の準備も整ったようだし、私は先に失礼させてもらうわね。」
その時ペテレーネとエクリアがリウイに報告し、クロチルダはリウイ達に声をかけた後転位魔術を発動してカレイジャスに帰還し
「わかった。リィン、エリゼ、エリス。お前達はそれぞれの機体でレヴォリューションの甲板に戻れ。」
「了解しました!行くぞ、エリゼ、エリス!」
「「はい、兄様!!」」
二人の報告に頷いたリウイはリィン達に指示をし、リウイの指示に頷いたリィンはヴァリマールを駆ってヴァイスリッターとエル・プラドーと共に飛行してレヴォリューションの甲板へと向かい
「俺達もカレイジャスの甲板に戻るぞ、皇太子殿下!」
「わかりました!」
オルディーネとテスタ=ロッサも続くようにカレイジャスの甲板へと戻った。そしてペテレーネとエクリアは転位魔術を発動し
「鉄血宰相、最後に一つだけ言っておく。リアンヌが俺達についた事で、リアンヌから”巨イナル黄昏”もそうだが、”七の相克”についても”全て聞いている”。そしてそれを知った俺達は俺達にとって大切な臣下、そして守るべき民であるリアンヌやリィン達を”七の相克に強制的に参加させられない為の手も既に打っている。”」
「!?」
「な――――――」
二人の転位魔術が発動し始めるとリウイはイシュメ
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