第88話 (断章終了)
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よし!後はそれぞれ機甲兵達に乗ってトンズラするだけだな!」
「ええ!ミュゼさんとクルトさんはそれぞれの機体に乗り込んでください!」
「了解しました!」
「わかりましたわ!」
転位してきた機甲兵達を見て口元に笑みを浮かべたフォルデの言葉に頷いたステラはクルトとミュゼに指示をし、指示をされた二人はそれぞれの機体に乗り込み
「皆さんも機甲兵達に乗り込んでください!転位でカレイジャスの格納庫に送ります!」
「お願いします!アリサ君、フィー君、ユーシス君、ガイウス君、アッシュ君!」
「はい!」
「了解!」
「任せるがいい!」
「了解した!」
「おっしゃあ!」
「あたし達はアンゼリカ達を中心に集まるわよ!」
「おおっ!」
その場で何かの術の発動の構えをしているトマスの呼びかけに答えたアンゼリカはそれぞれの機甲兵達の操縦を担当している者達の名を呼んで自身のシュピーゲルへと乗り込み、アンゼリカに名を呼ばれたアリサはケストレル、フィーはドラッケン、ユーシスはシュピーゲル、ガイウスとアッシュはそれぞれヘクトルに乗り込むと、サラの呼びかけによってZ組を始めとした紅き翼のメンバーはアンゼリカ達が操縦する機甲兵達を中心に集まると、トマスの転位術によってトマスと共にカレイジャスの格納庫に転位し、メンフィル軍と”特務支援課”もヴァリマール達を残してレヴォリューションで待機していた魔術師達による帰還転位魔術によってレヴォリューションへと帰還した。
「――――リウイ陛下!今回の襲撃作戦に参加したメンフィル軍並びに特務支援課、そして”紅き翼”がそれぞれの飛行艇へ帰還した事を確認しました!」
「そうか。ならば後は俺達が退くだけだな。」
「フフ、叶う事なら決着が着くまで斬り合いを続けたかったが……これもまた、女神による”運命の悪戯”というものか。――――――最ももし次に斬り合う機会があるのならば、お互い万全の状態で斬り合いたいものですな、師よ。」
ヴァリマールの中にいるリィンの報告を聞いたリウイは静かな表情で答え、オーレリア将軍は苦笑しながら自分が戦っていた相手――――――ガウェインに視線を向け
「フッ、確かに今回は其方と斬り合う前に疲弊していたのは私の”落ち度”だったが………次に斬り合う時が来れば、今回のような無様な姿は見せないから安心するといい、黄金の羅刹よ。」
対するガウェインは静かな笑みを浮かべてオーレリア将軍の言葉に対して答えた。
「う〜ん、できれば一人か二人くらい”止め”を刺しておきたかったですけど、追い詰め過ぎれば何を仕出かすかわかりませんから、今回はこのくらいにしておく事に満足しておきましょう。」
「――――命拾いしましたね。これに懲りたら、鉄血宰相達の元を離れる事ですね。」
「クソ……ッ……”六銃士”…
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