第88話 (断章終了)
[3/11]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
――エクステンケニヒ!!」
「「があああああああっ!?」」
神聖魔力を宿した魔剣による一閃を受けた事で不死者であるオズボーン宰相は当然として、イシュメルガ自身も凄まじい瘴気を纏っていた事で邪悪なる存在に対して絶大な効果を発揮する”神聖属性”が弱点である為、イシュメルガと起動者のオズボーン宰相は思わず同時に悲鳴を上げた。
「なあああああああああぁぁぁっ!?」
「き、騎神の攻撃を生身で受け止めたどころか、生身で騎神相手に有効的なダメージを与えるなんて……!」
「というかあのメイドが放った魔術の威力もロゼが習得している魔術の中でも”切り札”レベルの威力なんじゃないの……!?」
「話には聞いてはいたけど、”化物という言葉すらも生温いと思えるような存在”じゃない、あの4人は……」
「リウイ陛下達の強さを”影の国”で散々見てきたあたし達からすれば、相手が”神”や”魔神”以外だったら”どんな存在すらも”リウイ陛下達を敵に回した時点で”ご愁傷様”としか思えないのよね。」
リウイ達の戦いを見ていたマキアスは思わず驚きの声を上げ、エマとセリーヌは信じられない表情で声を上げ、サラは疲れた表情で呟き、シェラザードは苦笑しながら指摘し
「………………」
「凄まじいな……あれが”英雄王”と”紅き暴君”の”力の一端”か……」
「フフ、”蒼の深淵”をも超える魔術をあんな僅かな時間で放つなんて、あのメイドの女性も相当な使い手なのでしょうね。」
「ええ……それに全く隙が見当たらない立ち振る舞いといい、彼女の得物といい、接近戦の実力も相当なのでしょうね。」
一方アリサ達同様リウイ達の強さを初めて見たデュバリィは驚きのあまり口をパクパクさせ、アイネスは感心した様子でリウイ達を見つめ、静かな笑みを浮かべて呟いたエンネアの推測に頷いたオリエは真剣な表情でエクリアを見つめた。
「えええええええええええっ!?な、生身でヴァリマール達と同じ存在――――――”騎神”と互角以上にやり合うって……!リウイ陛下はともかく、ギュランドロス陛下やサンドロット卿もそうですけど、あのメイドさんも本当にあたし達と同じ人間なんですか!?」
デュバリィ達と同じようにリウイ達の実力の一端を見たユウナは思わず驚きの声を上げ
「そ、そういえばユウナちゃんはセリカさんやリウイ陛下みたいなとんでもない人達の強さを見るのがこれが初めてでしたよね……」
「ふふ、言われてみればそうでしたね。」
「というかリアンヌさんとエクリアさんも正確に言えば”人間”じゃないんですけどね。」
「まあ、ギュランドロス陛下に関しては私達も正直驚いてるんですけどね……」
「ギュランドロス陛下はリウイ陛下達と違って、純粋な”人間”だもんね〜。」
ユウナの反応を見たノエルとセティが苦笑している中、ティオは
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ