戦姫絶唱シンフォギア
第3話 助手はE/メダルはご利用は計画的に
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ワガタ』に『カマキリ』だ」
キャロルもメダルを見つけたようだ。『クワガタ』と『カマキリ』だと『ガタキリバコンボ』の完成か。
だとしたら。俺は、他にもあると思い、近くにあるメダルを確認する。
あった。黄色のメダル。『ライオン』と『チーター』、『ラトラーターコンボ』か。
「あの〜。こっちにもありましたよ〜」
ガリィがそういうと、そこには確かにあった。
キャロルとエルフナインが他のメダルも回収に走った。
何故こんなにコアメダルが…。
◇
「『サコーゾコンボ』に『シャウタコンボ』。『クジャク』と『コンドル』で『タジャドルコンボ』。これでも十分のはずが」
俺は、集められたコアメダルを見る。
「『プトティラコンボ』と『ブラカワニコンボ』まであるなんて」
紫に橙のコアメダルまで作成されていた。
「どれもこれも、意識コアが入ってないのがすごいがな」
確かに、既にオーズに必要なメダルが全てそろっている。
これで、十分かなっと思ったその時。
「マスター。これもコアメダルでしょうか?」
レイアがそう言ってきた。彼女の手にあったのは。『サソリ』の絵が描かれたメダルと、『サメ』が描かれたメダルだった。
俺とキャロルは、それを見て驚いた。
「おいレイア!それはどこにあった」
「あのあたりに、地味にありました」
レイアが指さしたところには、確かにメダルらしきものがあった。
俺とキャロルは、すぐさまそこに向かい。驚愕した。
そこには、確かにコアメダルがあったが。どれもこれも、見たことない…。いや、一部見たことがあるメダルだった。しかも、そこにあるメダルの色が全てバラバラだった。
「『エビ』に『カニ』。『クジラ』に『オオカミウオ』だと!?」
「他にもあるが、何だこれ?色に統一性が全くない。絵柄だけで判断するしかないぞ?」
そこにあるのは、『シカ』『ガゼル』『ウシ』のメダル。『ムカデ』『ハチ』『アリ』のメダル。『セイウチ』『シロクマ』『ペンギン』のメダル。
俺の知る限り、そんなメダルは存在しないはず。
「何でこんなメダルが…」
「恐らくですが、オーズウォッチが原因かと」
後ろからエルフナインが、気まずそうに言ってきた。
「メダル作成装置とオーズウォッチが、何らかの共鳴反応を起こして、セルメダルをコアメダルに。しかも、多くのコアメダルを作成しました」
「オーズウォッチは、オレ達が何をしようしてるか理解したからこんなにメダルをか?ありえないだろ…」
そう、ありえない。ウォッチにそんなことはできないはずだ。
そう思案していると。
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