戦姫絶唱シンフォギア
第3話 助手はE/メダルはご利用は計画的に
[1/5]
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
ある日、何の脈絡もなくキャロルに呼び出された。
「何だよ」
「総悟よ。こいつが今日から俺の助手になる『エルフナイン』だ」
「エルフナインです。よろしくお願いします」
キャロルに紹介された、キャロルにそっくりな少女。『エルフナイン』
廃棄予定のキャロルのホムンクルス。原作だと、キャロルにチフォージュ・シャトーを追い出され、SONGに拾われる。以降、彼らと共に行動をしていくが・・・。
まさか、キャロルの助手になるとは。いや、ある意味そうあってほしい結果なのかもしれない。そう思ってしまう。これから先、キャロルの研究を協力していくのだろう。
「それで、エルフナインを助手にして何をする気だ?」
「実は、前から難航している事があるんだ」
「難航?」
こいつが難航する程の事ってなんだ?よっぽどのものなのか?
そう思っていると、キャロルが言った。
「コアメダルだ!」
マジか・・・。こいつ、コアメダルを作ろうとしていやがった。
コアメダルの作成を堂々と言ったキャロルに対して俺は言った。
「言い残すことはそれでいいんだな?」
片手の指をボキボキと鳴らす。その音を聞いた、キャロルは青ざめた。
「ま、待て!これにはちゃんとした事情があるんだ!!」
「いや、そんなに何でもかんでも作られたらそりゃあキレますよ。しかも、コアメダルだって?それでグリードができたら、苦労するの俺じゃねえか。マジふざけんじゃねえですよ」
「お、落ち着いてください!!」
「貴様に朝日は拝ませねえ・・・」
「お前の握力は危険領域だから落ち着けええええ!!!」
数分後、キャロルとエルフナインは必死に総悟を落ち着かせる。
「で?どうして今になってコアメダルなんだ?」
「ぜえぜえ。ああ、セルメダルの件だ」
「はあ?セルメダルがどうしたんだ??」
今現在も各地からヤミーによる集金が政治家や企業の社長などから行われている。順調に溜まっているから大丈夫なんじゃないか?と俺は考えるが。実は、俺もキャロルも薄々感じていたことがあった。
「順調に溜まりすぎて置き場がない」
「やっぱり?」
正直な話、溜める事はできるが。問題は消費が少ないことだ。
今現在でセルを消費できるのは、聖杯を媒介にしているガリィくらいだ。ガリィがセルを補給し、セルのエネルギーを他のオートスコアラーに補給させる。それが、今までのことだったが。
ファラやレイラもセルメダルを食べる事ができるが、それでも減りが少ない。
需要と供給のバランスが完全にぶっ壊れている。欲望を搾取する機能がないミカにこの事を聞いたら。
「自分に搾取機能がなくてよかったゾー」
などと
[8]前話 前書き [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ