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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
Cはご主人の味方だワン/策士になる探偵
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「んじゃあ頑張るんだよ!」
ドレイク船長からの激励を受け、俺達は三笠への第一歩を踏み出した
「やっとだね…。」
「ああ。」
三笠記念艦を改造し、孤児院となったこの艦。
そこには既に迎えが来ており、一人の男の周りに複数のサーヴァントもいた。
「ようこそ三笠へ。この三笠孤児院で院長を勤めてる
佐伯 魁良
(
さいき かいら
)
だ。」
そういい、ここの院長である彼は俺達に挨拶を交わす。
「探偵の一 誠です。こうやって顔を合わせるのは始めてっすね。」
院長先生とはメールで何度かやりとりはしたことがある。
だがこうやって顔を合わせるのは始めてだし、何より彼は思ったより若かった。
院長っていうからオッサンかと思ってたぜ。
「思ったより若いな。歳は?」
「17っす。まぁこのご時世俺と同い年でイルカショーのオーナーしてる人もいますし、珍しいことじゃないでしょ。」
あっちも同じことを思っていたらしい。
「そしてこちらが依頼の品…いや、依頼のサーヴァントのアンデルセン、そしてマスターの子安さんです。」
「ここが三笠か。悪いところではなさそうだ。」
これから住まわしてもらうのにそんなこと言うのかよ。
「私が彼のマスターの子安。元葛城財団の職員なの。よろしく院長先生、」
子安さんは自分の経歴は隠さずハッキリ言い、院長先生と握手した。
「葛城財団…か。」
「もしかして、ダメだったりする?」
意味深げに呟く院長先生。
本財団勤務はダメとは書かれてなかったけど?
「いや、ダメじゃない。むしろぜんぜんOKなんだ。ただ…。」
「ただ?」
少し考えるような仕草をし、院長先生は言った。
「申し訳ないが、今回は帰って欲しい。」
は?
「か、帰るってどういうことっすか!?」
折角アンデルセンを連れてきたのに帰れとはなんだ帰れとは!
俺達の苦労も知らねーでよぉ!!!
「悪い意味じゃないんだ。ただここは…近い内"戦場"になる。被害を少しでもなくしたいから、君達みたいな人をここにいさせるわけにはいかないんだ。」
戦場…だって?
それに葛城財団と聞いて眉をひそめてたなこの院長は。
だとすると…
「葛城財団と、戦うんすか?」
「…!」
「大方あれっすかね?あっちの無茶な要望を断って、売られた喧嘩を買いにいくって感じですか?」
「…さすがは探偵さんだ。大体そんな感じだよ。」
ほら図星だ。
「立ち話もなんだし、折角のお客さんを来て早々帰すのもアレだ。中に入ってその話をしようか。」
?
談話室にて。
「まずは私から説明いたしましょう。」
俺達がソファーに腰掛けると、院長先生のサーヴァントであるジル・ド・
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