第六十一話 コントロールセンター
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や個人的なことも色々含めてだ。
「クククッ…そうか?俺とお前は似た者同士だと思っていたのだがな、お前は俺に仲間とプライドを傷付けられた。お前は俺が憎いはずだ。お前は俺への復讐のために戦っている、そう…俺と同じようにな」
「アンタが何のつもりで戦ってるかなんて知らないけど、アタシはそんなのじゃないわ。全部知った風な顔で、人を弄んでるアンタが気に入らないだけよ」
「詭弁だな、そうやって自分を正当化して、ヒーロー気分に浸ってるだけだ。まだ気付いていないんだろう?お前は決してヒーローなんかじゃないって事を」
「…何ですって?」
「そうだ、その目を忘れるなよ。今日のところはこのモデルVを回収しに来ただけだ。焦らなくても、お前はいずれ失敗作共々この俺が斬り刻んでやる…楽しみに待っていろ!」
「いや、その時は一生来ないぞプロメテ」
「っ!!」
背後から感じた殺気にプロメテは即座にジャンプして光弾をかわした。
「チッ、来たか…いや、ここはお前の故郷だ。来て当然か…久しぶりだなヴァン」
「久しぶりに故郷の近くにいたから様子を見に行こうと思ったらイレギュラーが出てるわ、セルパン・カンパニーのビルの様子がおかしいからイレギュラー達を倒しながら来たらお前がいるわ…いい加減お前の顔も見飽きてきたところだ。そろそろ決着をつけないか?」
この四年間、イレギュラー狩りとモデルVの破壊の最中にちょっかいをかけられてきたヴァンからすればプロメテとパンドラは最早憎しみを通り越して鬱陶しい存在でしかない。
「フン…まあ、そう言うな。このゲームが行われているからこそお前は存在を許されている。もしこのゲームが終わればお前の居場所など何処にもないぞ。世界を滅ぼしかねない強大な力を単体で持っている上に元の体に戻れないお前はどこにも必要とされない。」
「………俺が必要のない世界なら、とても平和な世界だろうな。そしてお前達がいない世界もな」
アルティメットセイバーを抜いてプロメテに斬りかかるヴァンだが、プロメテはそれを鎌で受け止めるとモデルVの所まで後退する。
「フン、俺達ロックマンがいなかろうと争いは終わらない。争いのない世界が欲しいなら貴様が全てのロックマンを始末して王になるしかないな。その破壊神の力で全てを平伏してな」
「貴様…!」
「安心しろ、すぐに最後の戦いが始まる。そこの二人のおかげでな」
ヴァンの視線がアッシュとグレイに向けられる。
「………」
「お前は僕達のことを何か知ってるのか!?答えろ!」
グレイがセイバーを構えるがプロメテはそれを鼻で笑うだけだ。
「フン、吠えるなよ、屑が。無闇に牙を剥いても命を落とすだけだぞ失敗作」
「アンタね…」
アッシュがプ
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