第六十一話 コントロールセンター
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て奥へと進む。
ここも妨害するイレギュラーがいる上に火炎放射の砲台が複数設置されているが、モデルHの機動力の前では形無しであり、一気に奥のシャッターに辿り着けた。
「いやー、やっぱりモデルHって速いわねー」
「うん、これがあるだけで全然違うよ」
空中での移動手段があると言うのは本当に便利であり、敵として戦う分には厄介だが、自分が使うとなるとかなり頼りになる。
シャッターを抉じ開けると大型の砲台が複数出現して行く手を阻んでくる。
砲門から光弾が放たれるが、突如軌道を変えたことに驚く。
「弾の軌道が?」
「こいつはどうやらモデルFのテクノロジーが使われてるようだな。」
アッシュの疑問にモデルAがこの砲台にモデルFのテクノロジーが使われていることを説明する。
「なら、モデルFの力で返り討ちにしてやる!トランスオン!」
グレイがモデルFに変身してナックルバスターを構えるとショットを連射し、一台目を破壊するとショットの軌道を変更しながら砲台を破壊していくと、あっという間に全滅する。
「どんなもんよ」
「倒したのグレイだろ」
「あんた、うるさいわよ」
口うるさいモデルAに眉間に皺を寄せるアッシュだが、シャッターが開いたので奥へ進むと上にイレギュラー達がおり、どうやら登っていくしかなさそうだ。
グレイは再びモデルHに変身してアッシュと共にエアダッシュを駆使して上に登っていく。
「それ!プラズマサイクロンH!!」
横の竜巻を繰り出すプラズマサイクロンHがイレギュラーに直撃して爆散した。
そして一番上まで到達するとシャッターを発見して抉じ開けて奥へと進むと、トゲが敷き詰められた床のある通路の奥に重厚そうなシャッターが見えた。
「厳重そうね…あそこかしら?」
「行ってみようアッシュ」
セイバーでイレギュラーを斬り払いながら進んでシャッターを抉じ開けると広い部屋に出た。
そこは天井が無く、大空が広がっている。
「ここで凄い爆発でもあったのかしら?」
「部屋がボロボロだ…」
「ここは今から四年前…二人の究極の戦闘力を誇ったロックマンとモデルVに操られた道化が戦った場所だ。」
聞き覚えのある声にアッシュとグレイが振り返るとプロメテが佇んでいた。
「アンタ…プロメテ…」
「久しぶりだな、アッシュ。そしてグレイ…運命のゲームにまだ生き残れているようじゃないか、どうだ?少しは自分の事が分かったか?」
「ええ…とりあえずアンタ達とは絶対にソリが合わないって事は分かったわ」
少なくても世界を滅茶苦茶にしようとするヘリオス達やプロメテのような者達はアッシュの性格上、許せるものではなかった。
アルバートのこと
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