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優しい柴犬
第一章
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 こう話してだった。
 二人は庭の方に行こうとした、だが。
 見ればタロは怯えてガタガタ震えている子猫に顔の先でだった。
 そっと自分のご飯が入っている皿をやった、水を入れている皿も。すると猫は。
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