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【完結】RE: ハイスクール D×D +夜天の書(TS転生オリ主最強、アンチもあるよ?)
第5章 神話世界のアルマゲドン
第25話 堕天使にラブソングを
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lic Emission』
ボクの言葉に反応して、攻撃を仕掛けようとしてきたコカビエルを中心として黒い球体が広がる。
闇が晴れた後には、何も残っていなかった。
◇
ここは、冥界。
堕天使領『だった』。
ボクたちは、今なお抵抗を続ける残党狩りを続けている。
コカビエルを倒してからは、ほぼ作業と化していた。
そして、ついに本命の順番が来ようとしている。
――――視界の先にいる本命を真っ直ぐ見やりながら、言い放つ。
「人の世に巣食う害虫どもめっ!」
シュベルトクロイツを一閃し、堕天使を両断する。
苦悶の表情を浮かべながら死にゆく堕天使。
気にせず、背後に振り返りざま突き刺す。
――――迫りつつある仇敵に向けて、絶叫する。
「苦しめ!!絶望しろッ!!!」
背後からの奇襲のつもりだったのだろう。
驚愕の表情のまま死にゆく堕天使。
遠方で、大勢の堕天使が、隊列を組み、光の槍を放つのがちらりと見える。
――――目の前に来た怨敵に宣言する。
「己の所業を悔いながら死んで往けっ!!!」」」」
『Claiomh Solais』
放たれた槍を無視して、砲撃を放つ。
直後、着弾するが、こちらは無傷。
向こうは、砲撃魔法を受けて全滅していた。
「はやて、こっちは片づけといたぜ」
離れた場所で、残党狩りをしていたヴィータ姉たちが、転移してきた。
「こちらも、雑魚の掃討が終了した――あとは、貴方だけだ」
そう、後に残すは、この救い難い物語の元凶の一人。
憎悪を込めた絶叫を聞かせていた相手。
すべての元凶といっていい堕天使に向けて高々と宣言する。
コイツが、はぐれ悪魔をけしかけさえしなければ、すべての悲劇は起こらなかった。
ミカエルやサーゼクスは、間接的な仇だが、コイツだけは違う。
苦渋の表情を作っているアザゼルを睨み付ける。
「さて、逃げ場はないよ、アザゼル総督」
笑みを浮かべて語り掛ける。
これから胸糞悪い復讐劇を繰り広げるのだ。
天界に続けて冥界の堕天使領を壊滅させたことで、腹も座った。
ボクは戦闘狂ではないが、せいぜい楽しんでやろうじゃないか。
どうせ避けられない戦いならば、楽しむ努力も必要というものだ。
◆
駒王協定の締結前。
公園のベンチに座る主とともにザフィーラはいた。
狼状態になっているので、対外的には「犬の散歩」と称している。
念話でとりとめのない話をしていると――――
「――――よう、八神はやてだな?」
胡散臭い笑みを浮
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