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DQ3 そして現実へ…  (リュカ伝その2)
目が濁ってる
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グを滅ぼしかねぬ!この様な奴等は無用じゃ、妙な事をするでないぞ!」
リュカの態度に不快感を露わにするヒミコ…
「ヒ、ヒミコ様…どうかお話だけでも…」
「くどい!さっさと出て行け!!」
「ちょっとリュカさん!謝って下さい!」
アルルは必死になってリュカに謝る様頼み込む。

「謝る必要無いって…だってコイツ、モンスターだよ!」
「「「「え!?」」」」
リュカの一言に、皆が唖然とする。

「まぁ!では、この方がヤマタノオロチなのですね!?早速ぶっ飛ばしちゃいましょう、イオ!」
(ドゴーン!!!)
マリーの問答無用な先制攻撃で、ヒミコの腕が吹き飛ばされた!
「ヒミコ様!!ご無事ですか、ヒミコさ…ま…!?…ヒ、ヒミコ様!?」
腕を吹き飛ばされ蹲るヒミコに、側近達は近付き怪我の程度を確認しようと腕を見る。
すると、其処には蛇の鱗に覆われた腕が…
「キサマら〜………バレてしまっては仕方がない!ジパング諸共滅ぼしてくれようぞ!」

それは一瞬の出来事だった…
ヒミコの無事を心配して近付いた側近2人を一瞬で消滅させ、アルル達に向かい8つの首をうねらせる大蛇の化け物が現れた!

「わぉ、本当ですわ!お父様が仰った通り、女王ヒミコがヤマタノオロチでしたわ!」
何故か嬉しそうなマリー…リュカの影に身を隠し、ヤマタノオロチを指差し笑う。
「いや……モンスターだとは言ったけど…ヤマタノオロチだとは……」
さすがのリュカも、まさかの展開に少し驚いている。

しかし何時までも驚いては居られない…
ヤマタノオロチが8つの鎌首持ち上げて、アルル達目掛け燃えさかる火炎を噴き出してくる!
慌ててティミーがフバーハを唱え、炎の威力を弱らせる。
「ベホイミ」
何時の間にやら後ろへ下がったリュカが、魔法で火傷を治療してくれた。
ウルフのヒャダルコがヤマタノオロチへ吹き付けると、カンダタとハツキがそれぞれ独立した動きでヤマタノオロチに襲いかかる!
更にアルルの剣がヤマタノオロチの頭の一つを切り落とす!

しかしヤマタノオロチも怯まない!
巨大な牙でカンダタに噛み付くと、残った頭からは炎を吐き、尻尾でアルルを叩き飛ばす!
リュカファミリーはと言うと、後方でアルル達の戦いを観戦している…
リュカやティミーは、傷付いた者にベホイミをかけ、治癒してはいるが…


「と、父さん………目の前でアルル達が戦っているのに、後方で回復魔法を唱えるだけなんて……もどかしいですね…」
「アルル達ぃ〜?……アルルの事だけだろ、お前には!」
リュカの言葉に、顔を真っ赤にして俯くティミー…

「ティミー、仲間を信じて状況を見守るのも、大切な事なのよ。アルルちゃんに魔法と剣術を教えてるんでしょ!?だったら彼女を信じて、平然としてなさい!貴方が後方
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