第六十話 第四の封印
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プポイントのある部屋で少し休憩していたアッシュとグレイ。
「ここってどういう場所なんだろう」
「ここは火力プラントのコントロールセンターよ。結構最近に出来た物らしいけど」
「最近に出来たにしちゃボロすぎないか?」
壁が無くなって外が見えるし正直こんな状態の建物を何故火力プラントにしたのだろうか?
「ここは元々セルパンって言う大悪党の会社の建物だったんだけど、四年前の騒動の際に社長のセルパンが死んだことでカンパニーは解散。レギオンズがセルパン・カンパニーのビルを接収して火力プラントとして再利用したのよ。取り壊すにしても結構な大きさだから時間が掛かるし、だから国民の生活のエネルギーのことも考えて火力プラントに再利用したのよ。まあ、アタシもどうしてこのビルがこんな有り様なのか知らないけどね」
「へえ…」
「こんなでかいビルを滅茶苦茶にするくらいなんだからきっととんでもない戦いがあったんだろうな」
モデルAが周囲を見渡しながら言う。
それは正解である、何故ならここで四年前に大きな戦いがあったのだから。
そしてその当事者の一人と既に会っていることもアッシュ達は知らないのであった。
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