第六十話 第四の封印
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我らの責任だ』
展開されたレポートのデータはレギオンズに送られており、内容を見たトーマスが通信を繋げて謝罪してきた。
「…大丈夫、覚悟はしてたわ。でも、ロックマンになれるってだけならヘリオス達も同じよ。アルバートがアタシを特別扱いする理由がまだあるはず…」
「僕やモデルAにもまだ秘密があるはずだ。そしてそれを知っているのは…」
「全てを知ってるのはアルバートってわけだ」
取り敢えずやるべきことは今までと変わらない。
「…絶対に見つけ出して締め上げてやるわ、アルバート!!」
拳を握り締めるアッシュにグレイも頷いた。
『直にそのエリアの重力異常も収まるだろう。次の目的地へ向かってくれ』
「と、次の目的地に向かう前にモデルHの説明をするぞ。どうやらモデルHに変身するとエアダッシュが出来るようになるらしいな、後はホバーで滞空出来るから機動力は他のロックマンとは比べ物にならないぞ。チャージ攻撃はプラズマサイクロンだけどよ、アッシュとグレイだとやっぱり性質が違うな。アッシュのプラズマサイクロンは前後に横の竜巻を繰り出すプラズマサイクロンH、横の範囲に優れる反面、縦の範囲が狭いのが特徴だ。グレイは前に斜め上と斜め下に縦の竜巻を繰り出すプラズマサイクロンV。前方の攻撃範囲は広いけど後ろと竜巻の間はがら空きになるから注意しろよ。他にも敵のデータをスキャンして調べることが出来るようだ。弱点のある敵に便利そうだ…相手の弱点が分からない時はモデルHでいるのが良いかもな」
「分かったわモデルA、それじゃあ次のエリアへ行くわよ!!」
リフトに乗って奥のシャッターを抉じ開けてトランスサーバーを起動させてイレギュラーが発生している場所であるコントロールセンターへと向かうのであった。
一方、二人が目指したコントロールセンターが見える崖の上にヴァンが立っていた。
「久しぶりだな、ここに来るのも……」
この四年で自分の故郷も随分と変わったものだ。
連合政府・レギオンズの支援をようやく本格的に受けられるようになったものの、やはりセルパン・カンパニーが健在だった頃と同じとはならず、四年前と比べて故郷も随分と変わっていた。
「まあ、ジルウェ・エクスプレスは健在のようだけどな」
エールとジルウェもガーディアンに所属しながら運び屋業は続けているようだからあまり心配はしていないが。
「セルパン・カンパニー…いや、コントロールセンターで何かあったな…」
人々が避難しているところを見ると、イレギュラーの襲撃があったのかもしれないとヴァンは久しぶりにセルパン・カンパニーだった場所に足を運んだ。
そしてコントロールセンターへと足を運んだものの、テティスやヘリオスとのダメージや疲労があったためにワー
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