六十二匹目
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
「くゅーん…?」
メリーちゃんに抱き上げられたようだ。
「今からぬいちゃんのを選ぶよ」
「うきゅ?」
「もう私たちのは終わったから」
早くない? 女の子のそう言うのってもっと時間がかかるものだと思ってたんだけど…。
「いや待とうよ」
連れて行かれた先はメリーちゃん達と同じドレスルーム。
「大丈夫。このドレスは全部"私の物"だから」
大量に用意されていたのはドレスだった。
どうやら僕は今から着せ替え人形にされるらしい。
まだ僕が子供で中性的だから着る服で性別の印象は変わるだろう。
くーちゃんやシャクティも嬉しそうにしているから元からそのつもりだったようだ。
お母様達も知っていたようだ。
「おかあさまぁ…………」
「我慢なさい。女の子はこういうのが大好きなのよ」
猫耳ロリメイドを着せ替え人形にしていたツケが回って来たようだ。
仕方ない。諦めよう。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ