第五十九話 浮遊遺跡
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詰めてセイバーで斬り掛かるヘリオス。
「くっ!」
アッシュがハルバードで受け止めると、何とかヘリオスに斬り掛かろうとするが、ヘリオスは咄嗟に上空へのエアダッシュで回避する。
「斬れ!舞え!そして散れ!!」
そして距離を取ると、セイバーをチャージして三連?とソニックブームを繰り出す。
しかもただの三連?ではなく、一撃目と二?目に性質が違うプラズマサイクロンを飛ばしてくる。
一撃目の横薙ぎは上下に二つの縦の竜巻を繰り出すプラズマサイクロンV、二?目の上段斬りは前後に横の竜巻を繰り出すプラズマサイクロンH。
ソニックブームを繰り出すために少々性能が落ちているが、攻撃範囲の広さは厄介である。
二人は軌道や性質が異なる攻撃に対処出来ずにまともに喰らってしまう。
「この、喰らえ!」
バスターを構えてホーミングショットを発射するが、アッシュのものと比べて弾速が遅いため、ヘリオスにセイバーで掻き消されてしまう。
「愚かなる行為…無駄だと理解出来ずにこのような足掻きをする…貴様のような失敗作にはやはりロックマンは務まらん」
「だー!ムカつく奴だな本当に!」
どこまでも見下すヘリオスにモデルAは激怒するが、ヘリオスはどこ吹く風だ。
距離をダッシュで距離を詰めて通常の三連?を繰り出してくるヘリオス。
ソニックブームの射程が長く速いため、グレイは完全に回避出来ずに掠ってしまう。
「斬り裂け!!」
セイバーを横薙ぎすると先程と少々軌道が異なるプラズマサイクロンVが繰り出された。
「アイススティッカー!!」
アッシュは氷塊を作り出して盾代わりにし、そして残った氷塊をハルバードで砕くと破片をヘリオスに当てる。
「ぐあ…っ!」
モデルHの弱点であるである氷属性をまともに受けたヘリオスの全身が凍結する。
そこにアッシュがダッシュジャンプで距離を詰めてジャンプ斬りからの通常斬りの連続攻撃でヘリオスにダメージを与えていく。
「グレイ!あいつ相手にはモデルLの方が良いぞ!アッシュと連携して戦うんだ!」
「よし、トランスオン!」
モデルLに変身してグレイもチャージを開始すると、ヘリオスが氷を砕いてセイバーを構える。
「愚者が舐めるな…!舞い散れ!!」
上段斬りを繰り出すとプラズマサイクロンHが放たれる。
縦の範囲が劣る分、横の範囲に優れているこの攻撃は少々かわしにくい。
「よっと!」
「ふん」
それでもアッシュはタイミングを見計らってジャンプで回避するが、ヘリオスはエアダッシュで距離を詰めてセイバーで攻撃する。
「っ痛!?」
「はあっ!!」
着地すると更にエアダッシュをして再び斬り付けてくる。
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