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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
三・笠・到・着
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いやーマジで今日はイイコトあるぞー!
「おはよう、探偵さん。」
「おはよう!とってもいい朝ね!」
それを聞きつけ広海さんとマリーもやってくる。
なんかもう揃いそうな勢いだな。
「探偵さん!おっきーは!?」
「あー、起こしたんだけどあと十分って爆睡してます。お越しにいってあげたらどうです?」
「そうね!」
そういい、マリーは船内へと走っていった。
頑張れよ、おっきー。
「その様子だと…立ち直れたみたいだな。」
俺を見て、残された広海さんは言う。
だってしょうがねぇもん。いつまでも落ち込んでたってさ。
それに
「ずっとうじうじしてんのも俺らしくないっておっきーに言われたんで。そりゃそうだなと思って。」
「そっか…俺もその方がいいと思うよ。」
そして今、船内からは「グッドモーニング!おっきー!」というモーニングコールと「ぎやああああああ朝日と笑顔が目にしみるうううううう!!!」という悲鳴が聞こえてきた。
「その…。」
「はい?」
「うちのマリー、迷惑かけたりしてない?」
「あ、大丈夫っす。面白いんで。」
そうして話していると、遠くの方に陸地が見えてきた。
「さて、そろそろ到着さね。」
マストにいたらしいドレイク船長が飛び降りてきて、号令をかける。
「あれが三笠だ!降りたい奴はこのまま!横浜に行きたい奴は隣のバーソロミューの船に乗りな!もたもたすんじゃないよ!!」
あれが三笠。
まず見えたのはあの三笠記念艦。
依頼主はあそこを居住区に改造していたといってたがまさかマジでそうだったとは…。
「それじゃあ探偵さん。」
「ええ、ほんとにお別れっすね。」
広海さんと握手をかわし、今度こそ本当に別れる。
「マリー!そろそろ行くぞ!」
「わかったわあなた!ほら、おっきーも早く支度して!」
マリーもおっきーをひきずって甲板に上がってきた。
「また会おう。探偵さん!」
そういい、彼はバーソロミューの船へと飛び乗っていった。
「おっきー!今度は三人でヒロインショーに!」
「諦めてなかったのぉ!?」
マリーもまた、華麗に飛び越え向こう側に移る。
おっきーにはない大した運動能力だなおい。
そして、
「それじゃあ僕らも。」
「だナ。」
舞さんと北斎の二人も、そちら側へ移る。
「マキさん、お手をどうぞ。」
「大丈夫!」
バーソロミューが優しく手を差し伸べてくれたが舞さんはそれをガン無視。
着物の裾を翻し、北斎と共に華麗に乗り移ったとさ。ざまーみろ。
「そんじゃアンタらは、三笠だね。」
残った俺達、子安さんにアンデルセンはこのままドレイク船長の船に残り、もう目と鼻の先の三笠を目指す。
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