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テイルズオブザワールド レディアントマイソロジー3 ―そして、僕の伝説―
第三十二話
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「ほう…、死に損ないが…まぁだ生きていたのか。妙な所へ飛ばされたせいで、我が飢えを満たす相手がいなくてなぁ…っ!!」
「ぐあぁっ!!」
バルバトスは言葉を出しながら、カイルの剣を防いでいる斧に力を込め、カイルを弾き飛ばす。
「カイルっ!!」
「っ!バルバトス…お前なんかに…父さんを殺させてたまるかっ!!」
「カイル、待ちなって!勝てる相手なのかい?」
「心配するな。その答えは一つしかない」
体勢を立て直し再びバルバトスに突撃しようとするカイルを止める。
しいなの問いに答えたのはバルバトスであった。
「貴様達はここで骸になるだけだ。逃げられると思うなよ」
「っ!!皆、武器を構えてっ!!エリーゼは後方に下がって支援をっ!!」
バルバトスの言葉と同時に更に溢れ出す殺気に、僕は皆に戦闘体勢に入る事を告げる。
正直…本当にヤバいかもしれないっ!!
そして僕達の様子にバルバトスは不気味に口元で笑みを浮かべると、斧を大きく振り上げ構える。
「さぁ…さぁさぁさぁさぁっ!俺の渇きを癒やせえぇえぇぇぇぇっ!!」
此処に…最も最悪な闘神との戦いが始まった――。
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