第五十七話 ハイウェイ
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「へえ…偉そうな事言っても、やってる事はイレギュラーと同じじゃない」
「僕がイレギュラー?ハハッ、面白いね、君は。けどね、ロックマンの王を決める、この運命のゲームは元々僕らだけでやるつもりだったんだ。偶然変身した君は予定外のロックマン…イレギュラーは君の方なのさ。予定外なのはモデルOのロックマンも同じだけど、彼自身は選ばれていたからね…君はある意味彼以上のイレギュラーだよ。流石に強さは及ばないだろうけど」
アッシュの言葉を笑いながら言い返すと、テティスはハルバードを出現させると頭部の推進器を噴かして一気にアッシュ達との距離を詰める。
「「速い!?」」
「遅いよ!!」
驚いた二人にテティスはハルバードで一閃する。
「キャッ!?」
「うわっ!?」
ダメージを受けた二人はよろける。
それを見たテティスはハルバードの先端に巨大で鋭利な氷の刃を作り出して二人に向けて発射する。
「バミューダトライアングル!!」
放たれた刃を二人はジャンプしてかわすが、テティスからすればあまりにも遅い。
ウォーターダッシュで距離を詰められてハルバードでの攻撃を受けることになる。
「くそっ!何であいつは水の中の影響を受けないんだ!?」
「モデルLは水中戦に特化したロックマンだからね、速いのは当然でしょ?さあ、おまけだよ!」
グレイの言葉に呆れながら言うテティスは自分の前に氷塊を出してハルバードで叩き割り、複数の氷の破片を放つ。
「調子に乗るんじゃないわよ!」
何とか破片を掻い潜ってチャージを終えたレーザーを向けるとリフレクトレーザーを発射する。
「おっと!やるね、流石二人目のイレギュラーロックマン。ハンターだけあって戦い慣れてるようだね」
「あんたに褒められても全然嬉しくないわ」
「酷いなぁ、今度はこれだ!出てこい!!」
氷龍を二匹召喚し、アッシュとグレイに向かわせる。
「「トランスオン!!」」
アッシュはディアバーン、グレイはクロノフォスに変身し、二人は氷龍をかわしながらそれぞれの攻撃で氷龍を破壊する。
「炎属性のフォルスロイドと氷属性のフォルスロイドね…そんな奴らに変身出来るなんてずるいなぁ。ずるいのはいけないよ?」
「あんたに言われたくないわ!!」
テティスに向けて炎の矢を発射すると、テティスは矢をかわしてアッシュに斬り掛かるものの、ディアバーンは水中でも素早く動けるので今度はかわした。
「え!?」
「喰らいなさいーーーっ!!」
飛び蹴りを繰り出し、背中に飛び蹴りが直撃したテティスは吹き飛び、グレイが追撃で氷弾を連射して当てる。
「痛たたたたっ!?やってくれるね!アイススティッカー!!」
「させ
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