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DQ3 そして現実へ…  (リュカ伝その2)
ジパング
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わね!」
別空間のやり取りをする親娘。


事態の収拾に渋々乗り出す苦労人ティミー…
父と妹の事はひとまず置いといて、殺気立つ自主的警備員を宥めにかかる。
「落ち着いて下さい…僕等はヤヨイさんを、生贄に捧げる為に此処へ来たわけではありません!むしろ助けようと思ってる!」
「ほ、本当か…?」
「何だよぅ…疑うなよ!美女を助けるのは、イケメンの義務だろ!美女の居ないジパング人大勢の命より、美女一人の命を救う…それがイケメンの義務だ!お前もそのつもりなんだろ!?その他大勢の命を犠牲にして、この美女の命を優先するんだろ?」

「そ、それは……お、俺はジパングの民の命を犠牲にするつもりなどは…」
リュカの辛辣な言葉にたじろぐ自主的警備員。
「アナタは黙ってて下さい!話がややこしくなる……この男の言う事は無視してくれ。この男以外の僕等は、誰の命も犠牲にしない!このジパングを救う為に来たんだ!」

この後ティミーは、根気強く男を落ち着かせて行く。
途中、リュカのチャチャに辟易しながら、説得を続けていった。
余談だが、ティミーの説得の邪魔をしたリュカは、さすがにビアンカに叱られ、珍しくしょんぼりしていたと言う…




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