蓮と妖精達との出会い
蓮の新たな家族
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弥彦、恵、蒼紫、操、一、銀時、ヅラ、高杉、凌馬、万斉、かぶき町の住人達、そして刀殺隊の仲間と四天王達、明治と江戸を頼んだぞ。―
蓮はは心の中で仲間達に別れを告げ、声を出さずに涙を流す。…ふと振り返ると、新たな仲間妖精の尻尾の全員が後ろにいた。自分を探しに来たのだろう。こんなに接近されるまで気付かなかったとは余程余裕がなかったらしい。蓮は後ろを見ると女性陣はもらい泣きしている者もいる。男性陣もなんて言えばいいのか分からないといった顔だ。
ナツが一歩進み出て力強くこう言う。
「俺達がついてる!!」
蓮は目を見開く。
「ナツ・・・」
「そうだよ!私達は仲間で、家族なんだから!」
ルーシィが叫ぶ。
「ルーシィ・・・」
「大切な者を失った悲しみは仲間が埋めてくれる。」
エルザが慰めるように言う。
「エルザ・・・」
「一緒にいますから…だから泣かないでください…」
ウェンディが自分も泣きながら懇願する。
「ウェンディ・・・」
他の者も口々に自分の思いを告げる。蓮は自分の紋章を見て、仲間達を見る。さっきまで複雑だった紋章は家族の証。先程と違って誇らしげだ。
「みんな・・・」
「ギルドは家族じゃ…お主が悲しければ皆が悲しみ、お主が嬉しければ皆が嬉しい。逆もまた然りじゃ。」
マカロフの言葉は蓮の胸に届く。
「じいさん・・・みんな・・・ありがとう。」
泣き笑いの顔で礼を言う蓮。みんなもつられて笑顔になる。
「へへっ!そーいえばまだ言ってなかったな!」
「あい!それでは皆さん、せーのっ!!」
「「「「「「「ようこそ!フェアリーテイルへ!!」」」」」」」
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