第8章:拓かれる可能性
第250話「止めて見せる」
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」
それでも優輝は“闇”を使って術式を破壊しようとする。
先程までの“闇”による線なら、邪魔されようと貫通していただろう。
だが、先に二つの手札を潰されたために、猶予のなさに焦りが積もっていた。
結果、“闇”の密度は甘く、割り込まれれば阻まれる程度になっていた。
「―――今よ、緋雪!」
葵と奏が術式を破壊しようとする“闇”をその身で阻む。
そして、椿が矢でその“闇”を逸らした。
……もう、優輝は間に合わない。
「いっけぇええええええええええええ!!!」
―――“破綻せよ、理よ”
“破壊の瞳”が握り潰され、優輝の体が爆ぜた。
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