第二部まつりごとの季節
第二十三話 旧友、二人 (下)
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のそれになっている。
「互いに、ですね。安心して下さい、うちの部下もそれは心がけています。上手くやりますよ」
「あぁ、任せた」
――家の警護班は祖父の子飼いだけあり有能だ。下手を打つ事は無いだろう。
壁の耳は少ないに越したことは無いが下手に刺激して持ち主を刺激するのも危険だ、特にこの時期には――俺も家の掃除を始めた方が良いかな。耳の持ち主が騒がない程度に加減を間違えない様に
「――まったく、面倒な事だ」
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