暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 小さい頃から時空管理局に勤めていた少年
出向したくない。
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通りです。裏は中将に口止めされているので言えませんが、ヒントぐらいは教えたいと思っています。」
僕のセリフに部隊長の狸がくいついた。
「ヒントはなんなんや?」
「それはですね。中将が好きな料理が食堂においてあるかどうか。」
「ヒントではなく答えやん。レジアス中将はそんだけで准将を派遣したんか?」
「嘘に決まっているでしょう。ヒントは、観察です。」
「やっぱりか。それだけで十分や。」
「そうですか。ちなみに僕はなにをすればいいのですか?」
狸は悩んだが、
「緊急時以外は自室待機や。隊社内なら見て回ってもいいで。」
僕は仕事はなくなって嬉しいのだが、暇は何をしようか考えた。
そうすると中将が言っていた部隊の事を思っていた。
「狸さん、僕は他の部隊の事もしないといけないので、抜けることもありますのでその点は承知していてください。」
「その部隊とは?」
「地上本部強行調査専門部隊。そこの部隊長も任されそうなので。」
ミッドチルダにある施設全てに強行調査を行い、ミッドチルダ(地上本部)に害があると判断すると、現行犯逮捕出来る、特別部隊である。
「そんな部隊の隊長を任される人間が、本局の部隊に配属されていいんか?」
「クロノ提督に頼んだところ、すぐにOKをくれました。」
「そんなんでいいんか?」
「とくに問題はありません。僕の用は済みましたので、失礼します。」
僕は部隊長室から出ていこうとすると、狸に止められて、
「闇の書事件の時はお世話になりました。」
「僕はなにもしていません。プログラムを弱らせただけにすぎませんから。」
「それでも助けてもらったことにはかわりありません。」
「僕は逃げ出したんです。プログラムの事を化け物だと思って。そんな僕に感謝する必要はないです。」
「そんなことはないです。」
「この話は終わりにしてください。僕はなにもしていませんから。」
僕は部屋を出てから付け足して、
「責任の重みを感じてみてください。そうすれば地上本部の気持ちもわかるはずです。」
僕はそう言い残し、部隊長室を後にした。
「責任の重みを感じてみてください。そうすれば地上本部の気持ちもわかるはずです。」
未来君は、地上本部の裏を知っている。
私はそう考えたが、追求は出来なかった。
「責任の重みを感じてみてくださいか。」
私はその言葉の意味を探した。
「失礼します。」
僕は機動六課を抜け出して、地上本部にある、中将に会いに来ていた。
「もうクビになったのか。」
「そうではないです。機動六課の仕事が少なくて暇なものですから、仕事を増やすために仕事をもらいに来たんですよ。」
「それでは前から言ってあった部隊の隊長を。」
「了解しました。」
中将は驚いていた。
今まで僕が反対していた隊長職につ
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