第37節「君ト云ウ 音奏デ 尽キルマデ」
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じゃないのかッ!?」
「シンフォギアを纏うための聖詠だけで充分だろ。現にあたしは、唄わなくてもこんなに強いだろ?」
「──ッ!?」
その一言で、純はハッとした。
(そういえば、さっきから奏さんは唄っていない……ッ!? なのに大技を連続で使うなんて……技を発動する為のフォニックゲインは──ッ!? フォニックゲイン? まさか……)
そして、純はその予感を信じ、ウェルの方を見る。
そこには、RN式アメノノリゴトを奏で続けるウェルの姿があった。
「そうか……そういう事か……ッ!」
純は確信に満ちた顔で顔を上げる。
窮地の中、活路を見出した純はウェルを、そして奏を真っ直ぐに見据えた。
(見つけたぜ……逆転の一手ッ! 奏さんを正気に戻す方法をッ!)
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