第五十四話 第一の封印
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局こうなるのか…変身を解除して、誤解を解こうぜ…」
変身を解除して誤解を解くと、取り敢えず違法ハンターのリーダーと話をすることになった。
「いやー、ホント助かった!礼を言うぜ!アッシュの姐さん!グレイの兄貴!」
「姐さんとか兄貴とかどうでもいいからさ」
「えっと…それで列車の修理に飛行艇のパーツを使いたいんだけど…」
溜め息を吐くアッシュと慣れない礼に戸惑うグレイだが、用件を伝えるとリーダーの男は快く頷いてくれた。
「ああ、その話なら任せてくれ。さっき、ハンターキャンプへ仲間を修理へ行かせたとこだ。みんな、アンタ達の強さと勇気に惚れちまったのさ。これからは心を入れ替えて全うなハンターとして協力するぜ!」
「へへっ、何か子分が出来たみたいだな。感謝されるってのも悪い気分じゃない」
「もうじき列車の修理も終わってることだろう。ハンターキャンプに行ってみな、兄貴達の事、レギオンズで何か分かるといいな!姐さん!旅の無事を祈ってるぜ!」
「ありがと、それじゃあここのトランスサーバー使わせてよ。次に会う時はお宝を巡るライバルね」
それだけ言うと飛行艇のトランスサーバーを使ってハンターキャンプに帰還すると、早速モデルAからモデルFの説明を受ける。
「んー、モデルFは遠近に対応した炎属性のオールラウンドタイプのロックマンのようだな…少し遠距離向きか?基本的な能力はほぼ共通なようだけど、フルチャージ攻撃が違うな。アッシュは爆弾、グレイは炎の弾を発射するようだな。アッシュのフルチャージのメガトンクラッシュBは爆弾の射程距離が長いけど攻撃範囲がグレイより狭い上に貫通性能がない。まあ、爆弾だから仕方ないけどな…フルチャージ攻撃にナックルバスターを地面に叩きつけるグランドブレイクBがあるんだけど、アッシュは爆弾を設置してトラップのように扱えるようだな。逆にグレイのフルチャージのメガトンクラッシュWは炎の弾の貫通性能と攻撃範囲は上回るけど、射程距離が短いな。炎を当てたいならある程度距離を詰める必要があるぞ。もう一つの技であるグランドブレイクWは火柱を発生させるようだな。」
つまりモデルFの場合、アッシュは爆弾を発射する都合上、射程距離が長いが貫通性能と僅かに攻撃範囲がグレイに劣り、逆にグレイは貫通性能と僅かに攻撃範囲が勝る代わりに射程距離が短いと言う欠点があるということだろう。
「ところで、アトラスがしたように弾の軌道を変えるなんてこと出来る?」
「ああ、出来るぞ。頭の中で弾の軌道をイメージするんだ。それで大体の軌道変更はしてくれる。」
「他には?アトラスは分裂する弾を発射したり、ダッシュしながら殴ったりしてたじゃないか?」
グレイの問いにモデルAは渋い声を出す。
「うーん、無理っぽい
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