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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
画狂H/洗脳弾の恐怖
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殺到する職員達に退くようにいい、何をするのかと思えば。
「なっ!?」
まず、その銃のようなものは"火炎放射機"であった。
そう、おっきーの千代紙大隊は、いってしまえばただの紙。
アサシンにしろアーチャーにしろ、その使い達は炎に滅法弱いのだ。
「うそ!?」
「ひゃははは!!燃えろ燃えろ!!」
銃を持ったリスやウサギの折紙も、ヤドカリ型戦車やトビウオ型爆撃機も、すべて火炎放射機で灰になっていく。
「人間同盟の事前情報通りだ!"折紙"さえ封じればなんてことねぇな!!」
「…っ!」
千代紙大隊を燃やされ、一人になってしまったおっきー。
さらに、
「あきらめる…もんか…!」
「おれも…代表みたいにサーヴァントとやりてぇんだ…!」
倒したはずの財団職員がゾンビのごとく起き上がる。
前にも説明したが、おっきーの持つ銃はエアガンだ。
だが魔力で強化されており、弾丸は当たれば大の大人でも悶絶するくらいには痛い。
しかし彼らは痛みを感じていないかのようにゆらりと起き上がる。
「サーヴァントのまんこ…どんな感触かなぁ?」
「ここで俺も…サーヴァントの奴隷を手に入れてやる…」
「ヤりまくりたいんだよ…へへ、へへへへ…!」
と、倒したハズのやつらは不純な理由からくるガッツで起き上がってくる。
にしてもそれはなんだ?
まるでサーヴァントを、性の捌け口としか考えていないような言い方は。
「まーちゃん…!」
「あきらめんな!俺達には正しいと信じる夢があんだろ!もうそれはゴール目前なんだ!!」
「うん!そうだよね!!ここで諦めるわけにはいかな」
その時、銃声が響いた。
「あ…れ…?」
「…!!!」
おっきーがバランスを失い、ぐらりと倒れる。
「おっきー!!」
全てがスローモーションに見える。
考えるよりも先に、まず身体が動いていた。
「おい!おっきー!お前まさか!?」
「う、撃たれちゃった…みたい。」
倒れる寸前になんとかだきかかえる。
確かにおっきーのふとももには、一発撃ち込まれそこから血が流れていた、
「私のことを、忘れてもらっては困るな。」
そういい、財団職員の後ろからやってきたのは船長のふりをしていた、彼らのリーダーであろう男。
その手には拳銃が握られており、硝煙が立ち上っていた。
「お前…!!」
「これでも銃の腕前には自信があってね。どうだ?割りと遠くから撃ったんだが、上手いだろう?」
そんなことは関係ない。まず一番はおっきーだ。
「おい!大丈夫か!?しっかりしろ!!」
「うん…でも今回は…ダメっぽい…。」
「…は?」
おっきーから漏れた諦めの言葉。
その直後、彼女は苦しみだした。
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