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崩壊した世界で刑部姫とこの先生きのこるにはどうしたらいいですか?
ほんへ
コラボ章-様々なサーヴァントとマスター…そして性癖。-
画狂H/洗脳弾の恐怖
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「ど、どうしたんだブーティカ!」
乗客の一人のサーヴァント、
それが何やら様子がおかしいらしい。
「あ…あ…。」
「ブーティカ!しっかりしてくれ!!」
腕や胸からは血が滴っている。
おそらく、発砲からマスターを守ったのだろう。
サーヴァントなら、銃弾程度なんとかなるだろうと思って。
しかし、それがいけなかった。
「かつらぎ…れんさま…。」
「…ブーティカ?」
「れんさま!!!はははははははは!!!ははは!!!れんさまばんざい!!れんさまぁ!!!!」
いきなり狂ったように笑い出すブーティカ。
マスターらしき人を突き飛ばし、天井に手を伸ばして叫び続ける。
さらに、こうなったのは彼女だけではない。
「れんさま!れんさま!」
「ああれんさま!わたしのじゅんけつをあなたにささげます!はやくうばって!!」
「ごうかんしてください!!もうこのおとこなどマスターではありません!!わたしにみえるのはれんさまひとり!!ああ!なんとすばらしいかたでしょう!!!」
被弾したであろう女性のサーヴァントは皆、狂ったように笑いだし誰だか知らん『れんさま』という名前を連呼している。
「…信じられない!あれはまだ試作段階のハズ…!!」
「子安さん!なにか知ってるのか!?」
何か心当たりがあるのか、子安さんは酷く狼狽えている。
「"洗脳弾"…」
「洗脳…弾?」
彼女の口から零れたのは、その名称だった。
「ああ、サーヴァントのみに効く一種の催眠系統の兵器だ。被弾したものは無条件で…代表に心酔するようになる…!」
「なんだって!?」
だからか。
つまりこいつを一発でも撃ち込めば、そのサーヴァントはたちまち無力化する。
こいつらは無謀に戦いを挑んだんじゃない。
充分に勝機があるからこうしたんだ。
さらに、
「オラァ!さっさとその令呪で命令しろ!!」
「やだ!やだぁ!!」
彼らのターゲットはあくまで女性のサーヴァント。
男性のサーヴァントは殺すのだが、ただ相手にするのは骨が折れる。
なので、最悪の方法で始末していた。
「れ…令呪を以て命、ずる…。」
「お、お待ちくださいマスター!」
「ランサー弁慶…自害して!!!」
男性サーヴァントのマスターを捕らえ、令呪で自害させるよう脅す。
銃を突き付けられた女性マスターは涙を流しながら、己のサーヴァントに自害を命じた。
さらにそれだけではない。
「やめて…サーヴァントを自害させたら命だけはって…!」
「ああ確かにそういったな。でも"貞操"は奪っちまうけどな!ぎゃはははは!!!!」
サーヴァントを失った男性のマスターは問答無用で頭を撃ち抜かれ殺されるが、女性のマスターはそうではなかった。
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