第13話 果てしなき闘い
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…」
そう千影に指摘されて泉美は気付いてしまうのであった。自分の大切な所がはしたない反応をしてしまった事を。
だが、幸いにも今はノーパンであるからそれにより汚す物はなかったのであった。相変わらず便利なスタイルであるが、何度も言うように推奨はしません。
そして、そのような液体が体から出ているという事は、体が『求めて』しまっている事の証拠なのだ。
だが、これはあくまで『B』なので、『そこ』を直接慰める事は叶わないのである。これではある意味生殺し状態であろう。
そして、そのような液体を流させられてしまった泉美は、謂わば『敗北』してしまったようなものだろう。なので根が真面目故に負けず嫌いな彼女は『反撃』に出るのであった。
「千影さんだって、いい形の胸をしているわ。決して絶壁なんかじゃなくて、成長段階にあるわ。今後を楽しみにしていいわよ♪」
「あうん……」
思わぬ反撃に出てきた泉美に対して、千影の方も艶っぽい嬌声をあげてしまう。そして、相手は頭の切れる存在だという事を忘れてはいけないだろう。故に、彼女は千影の胸の周辺を感じる箇所を的確に責めてくるのであった。
「ああ、いいわ泉美♪」
そう喘ぎながらも余裕を見せる千影。そういう趣味としての先輩であるが故に、彼女はまだ優位を感じているのだ。
そんな余裕を泉美は突き崩してやろうかと魔が差すのであった。それを彼女は実行に移す宣言をする。
「余裕ね千影さん。でも、まだ私は『あそこ』を責めていない事を忘れてはいないかしら?」
「ゑっ……!?」
そう言われてハッとなる千影。そして、その意味を蕩け切った脳内で把握すると、弾かれたように慌てふためくのであった。
「あ、それダメダメダメダメ──!」
「もう遅いわよ♪」
こうして形勢は逆転したのであった。そして、泉美は千影のなけなしの膨らみかけの胸の先で勃っている乳首へと指を這わせ──そして一気にこねくり回した。
「ああっーーーーーー!!」
◇ ◇ ◇
その後、二人はトイレでの禁忌を終えて一緒に歩を進めていたのであった。そして、その肌は腹の立つ位にツヤツヤとしていたのである。
それは例え『B』であっても互いに感じる所を裸と裸で触れ合ったのだ。これには両者とも充実した時間を過ごしたと言えるだろう。
特に、泉美の方は歓喜の感情で心が満たされていたのであった。その理由は言わずもがな──であろう。
「ああ、何ていい気分なんでしょう。何たって、千影さんをイ──」
「やめて! それ以上は言わないで!」
さすがの千影とて、その事実を改めて口にされるのははばかられるのであった。元より、言い出しっぺは自分自身であるが為に、その恥ずかしさも一入というものであるのだった。
そんな上機嫌な泉美は、更に追い打ちを掛けるかのように
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