理想の男
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きな時は、何時も自分に言い訳をしていた!『彼女は妹なのだから、告白してはダメだ』と…そんな勇気が無いだけだったのにね!」
ティミーは顔を赤らめながらも、アルルの瞳から視線を外さない。
「でも以前、双子の妹ポピーから言われたんだ。『好きなのに告白しないで、妄想の世界でリュリュを汚すのは卑怯だ』って…僕、アイツ大嫌いなんだ!でも正しい事を言ってた…その時はポピーの言葉だったし、無視したんだけど…言ってる事は正しいから、アルルに対しては思いを告げようと………ごめんね、急に…」
ティミーが薄っら涙を浮かべ視線を外す…
ティミーの気持ち…ティミーの心が痛いほど分かるアルル…
彼の首に、自らの腕を回してキスをする。
「………絶対…浮気は…許さないわよ!それでも良いの?」
「絶対浮気はしない!それだけは約束出来る!」
「…本当に〜?…リュリュちゃんが『ティミー愛してる?』って抱き付いてきたら、我慢出来る?」
「………む、難しいな……で、出来ると……思う!」
「(クスッ)そう言う時は嘘でも出来るって即答しなさい!…でも安心ね!ティミーは嘘が付けないみたいだし、浮気したらギガデインを喰らわすからね!」
アルルが優しく…そして可愛くティミーを脅す。
「まだギガデインは使えないだろ…」
「これから憶えるのよ!勇者ティミー様の、直々のレクチャーで!」
既に尻に敷かれているティミー。
だが本人は幸せな様子だ。
彼ならギガデインを喰らわずに済むだろう…
父親の血が少なくて本当に良かった…
新たな恋人達に幸せが訪れます様に。
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