第36節「戦場にセレナーデを」
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「行こう、翔くん──」
「ああ──」
「「胸の歌が、ある限りいいいぃぃッ!!」」
息を切らしながらも、二人は真っ直ぐに、一直線に進んでいった。
そして、エアキャリアの一室では彼もまた──
「セレナ……俺に力を貸してくれ……」
セレナのカプセルに触れながら呟いたツェルトは、自らの部屋に設置された装着アームを起動する。
「行くぞ、Mark-W……これが最後の戦いだ」
着替えたインナーの上から装着されていくプロテクター。
毎回誰かに手伝ってもらう事で装着している二課とは違い、完全に機械操作での装着。
気分はやはり天才大富豪。決戦に赴く覚悟を決め、ツェルトは足を踏み出した。
「待ってろマリィ……今、迎えに行くからな……ッ!」
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