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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第二百四十八話
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ide out
織斑家地下、ジオフロント。
木製の刃物とエアガンを持って四人が向かい合う。
アルシャーヴィン姉妹と黒兎だ。
その間<僅か>10メートル。
「はぁ……」
一夏がため息をつく。
パイプ椅子に座って自分を愛でている箒の意図がわかりきっているからだ。
「まぁ、たしかに? どれくらい戦えるか、身を守れるかは知っておきたい所ではあるけどもさ」
「だろう?」
「お前は俺を愛でたいだけだろうが」
隣のパイプ椅子に座るクロエが一夏の尻尾をいじる。
エレンは木刀とレッグホルスターに備えた二丁のエアガン。
リムはダブルナイフと腰の後ろのホルスターのエアガン二丁。
クラリスはエアガン二丁とベルトにナイフ。
ラウラは左手にナイフ、右手にエアガンを持ちレッグホルスターにそれぞれ予備を持っている。
「ラウラー。クラリスー。眼帯外しとけよー」
二人が一夏の方を向く。
「ヴォーダン・ヴォージェ無しじゃ十秒と持たんぞ。気功の錬度的にな」
一夏が言うと不満そうにラウラが眼帯を外す。
「兄様。それはさすがに私達をバカにしすぎだ。
これでも職業軍人だぞ?」
続いてクラリッサが無言で眼帯を外す。
「お前達こそエレンとリムを舐め過ぎだ。
エレン! リム! 魔法無しなら何してもいいぞ!」
「わかりました」
「わかった!」
アルシャーヴィン姉妹が得物を構える。
それぞれの得物は気功を纏い、並の人間なら一撃で殺しうる程の硬度を得る。
「バトルスタート!」
一夏が開始の合図を発すると同時。
アルシャーヴィン姉妹が踏み込んだ。
気功強化した脚力で駆け出し一瞬で距離を詰める。
ラウラとクラリッサは強化された視覚でそれを捉えた。
しかし知覚出来たとて気功の錬度に圧倒的な差があり、体を動かす事が出来ない。
ラウラとクラリッサは千冬から教わってはいても実際にそれを使って戦う事はあまり無かった。
一方アルシャーヴィン姉妹は円香も交え、暇潰しのように日々バトルを繰り返していた。
その差は歴然であった。
ラウラは辛うじてエレンの横凪ぎに対しナイフでガードする事が出来た。
しかしクラリッサはリムのタックルを受けて後方に吹き飛んだ。
体格差と気功のお陰でダメージは多少軽減された物の、大きく隙が出来てしまった。
クラリッサの首に先と同じく縮地で近付いたリムのナイフが迫る。
クラリッサは咄嗟に持っていた銃二丁を投擲した。
クラリッサはリムがそれを弾く隙をついてダブ
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