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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第二百四十八話
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お姉ちゃんの事だから私達みたいに妹分だからって誤魔化してるんでしょ?」
『ねぇお前ら今日俺に当たり強くない?どうした?』
答えたのはくぁーと大きな欠伸をした箒だった。
『二日もほったらかしにしていたんだから当たり前だろう。
お前はリムとエレンを少しは女性として扱ってやれ』
『それはそれで問題があるだろうが』
アルシャーヴィン姉妹は俺達…と言うかラウラとクロエの前に立つと、ワンピースの裾をつまみ、片足を下げて交差させた。
そのままお辞儀をする。
カーテシーという挨拶だ。
主に西洋圏で女性がするもので、アルシャーヴィン姉妹がやったのは特に丁寧な方法。
まぁ、可愛いからいいけど。
「始めまして。私はリムアリーシャ・アルシャーヴィンと申します。
貴女方の義妹にあたる者です」
『おいこら。誤解を招く言い回しを………』
「どうせ竿姉妹になるのでしょう?」
『誰に教わった!? 言え!』
上品に笑いながら下品な事を言うリムに問うと視線を後ろに向けた。
どうやらこのもふもふクッションが教え込んだらしい。
「私はエレオノーラ・アルシャーヴィン! お姉ちゃんの恋人だよ!」
エレンはリムに合わせてやっただけのようで、フランクにラウラ達に話しかける。
「…………………兄様?」
「一夏君?」
黒兎達の視線が痛い。
取り敢えず箒の尻尾の中に逃げ込む。
九尾というわけではないのだが、三本も大きな尻尾があるので俺の体を隠すには十分だった。
『いいではないか。一夏は人ではないのだ。人間の倫理観など意味は無い。
既に一夏は6人を抱いているし、他にも数人を囲っている。
これ以上増えた所で変わりはせんさ』
それ庇ってるようでディスってるよね?
お前その内の一人はお前も抱いてるから共有財産みたいな物だろうが。
くゅぁーと箒の欠伸をする声の後、箒の尻尾が動いた。
俺を覆っていた内の一本で、それがラウラとクロエの背中に当てられる。
どうやら獣化を解いたらしい。
ヒョイと箒の腕に抱かれた。
箒がアルシャーヴィン姉妹に話しかける。
「さて……私は一緒に暮らしているからこれといって今一夏を独占する気はない」
あ、なんか企んでるな。
「しかしラウラとクロエは別だ。ラウラは明日にはドイツに帰るしクロエはそれについていくかもしれない」
箒がチラリとクラリスを見る。
「だからラウラ達に譲れ……と言ってもお前達からすれば知った事ではないだろう?」
アルシャーヴィン姉妹がコクコクと頷く。
「という事で………」
「今日は皆さんに殺し合いをして貰います」
言いたいだけかお前。
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