第五十一話 極寒の流氷
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ヴァンからすればグレイが纏っている見慣れないアーマーを纏うアッシュの姿に困惑。
アッシュからすれば知り合い同士がぶつかり合っていると言う謎の状況。
グレイとモデルAからすればこの二人は知り合いなのかと疑問符を浮かべている。
微妙な空気になって戦いと言う空気ではなくなったので、取り敢えず話し合うことになった。
アッシュから大体の事情を聞いたヴァンは頷く。
「なるほど、あの時の飛行艇でプロメテの奴が言っていたライブメタルはモデルAのことだったのか」
「そういうこと、それでレギオンズ本部に運ぼうとしてプロメテとパンドラに襲われて今は改めてのレギオンズからの依頼でモデルAのロックマンとして列車を直すためのパーツを手に入れるために違法ハンターの飛行艇のある墜落現場に向かおうとしてたとこ」
「なるほど、そして別行動をしていたこいつに襲われたのか俺は」
「ご、ごめん。アッシュの知り合いだなんて知らなかったんだ」
「知り合いと言っても付き合いなんてほとんどないけどな」
「まあ、恩人ではあるわね…それで、ヴァンはどうしてここにいるの?」
飛行艇でプロメテと戦っていたヴァンがどうしてこのような極寒のエリアにいるのだろうか?
「落下した飛行艇の一部がここに落下したんだよ。全く…落ちた場所がこんな酷い所なんてツイてない。それにしても連合政府からの依頼を受けてるとはな。昔は一緒にいたハンター達とはぐれて迷子になってた君がなあ…」
「ちょっ!?今更そんなこと言わなくても良いでしょ!?」
今より幼い頃の失敗をバラされたアッシュは顔を真っ赤にして叫んだ。
「ははーん、なあ、ヴァンだっけ?もっとアッシュの面白おかしいことは…うげえっ!?」
「お黙り」
壁にめり込むモデルAに白けた視線を寄越しながらヴァンは二人に振り返る。
「それにしても、ガーディアンの初代司令官が作った物以外にも喋れるライブメタルがあるなんて知らなかったな。」
「ガーディアンって、イレギュラーの発生原因を調べたり、イレギュラーと戦ったりする組織…だったわよね?」
「ああ、君達が話してくれたヘリオスとシャルナクが持っているライブメタルはガーディアンの研究所から盗み出された物なんだ。モデルH達はちょっと癖が強いけど正義感の強い奴らで、本当ならヘリオス達みたいなこそ泥ロックマンに協力するはずがないんだけど、モデルH達は意識を封じられてるんだ。あいつらは俺の仲間なんだよ…適合者ではないけどな」
「仲間…ヴァンはどうしてロックマンに?どうしてイレギュラーと戦ってるんだ?」
グレイは何故ヴァンがロックマンになったのか、何故イレギュラーと戦っているのかが気になったようだ。
「いきなり呼び捨てか…まあ
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