暁 〜小説投稿サイト〜
英雄伝説〜灰の騎士の成り上がり〜
第86話
[12/14]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
魔がいる事は言っていたが、まさかあんなにいたなんて……」
「天使に悪魔の連中もそれぞれから感じられる霊力(マナ)の強さからして相当な使い手でしょうに、ベルフェゴール達みたいな化物じみた霊力(マナ)の持ち主であるあの大剣持ちの異種族は恐らく”魔神”の類でしょうね。」
「フフッ、今の私達にとっては心強い味方でもあるね。」
召喚されたルファディエル達を見たエリオットは驚きの声を上げ、マキアスは信じられない表情でロイド達を見つめ、セリーヌは目を細め、アンゼリカは口元に笑みを浮かべた。
「くっ……特務支援課にも”叡智”を含めた”協力契約を交わしている異種族”がいる事は情報局の情報で知ってはいましたが、まさかこのタイミングで叡智達を加勢させるとは……!」
「ったく、ただでさえたった3人の俺達に対して倍以上の人数を揃えている癖にそこに5人も増やして俺達をタコ殴りにするつもりとか、それが”警察”のやる事かよ!?」
「新たに現れた異種族の方達の中でも大剣を持つ少女の姿をした存在を特に注意してください……!あの人物は5人の中でも”別格”の使い手ですわ……!」
一方ルファディエル達の加勢に自分達が更に劣勢になった事を悟ったクレア少佐は唇を噛み締め、レクター少佐は疲れた表情で声を上げ、クルーガーはラテンニールに視線を向けて二人に警告した。

「リィン隊メンバーは俺も含めてオズボーン宰相の相手を!エーデルガルト、ディミトリ、クロード、アイドス、鉄機隊は”光の剣匠”の相手を!アルベリヒとゲオルグにはフェルディナント先輩、ローレンツ先輩、ドロテア先輩、ユリーシャ、プリネ隊が相手を!リシテア、ドゥドゥー、イングリット、レン皇女殿下、メサイア、ベルフェゴールは紅の戦鬼の相手を!神気――――――合一!!」
「イエス・コマンダー!!」
「ええ!」
「お任せを!」
「はい!」
「うふふ、任せて♪」
リィンは次々と指示を出した後”慈悲の女神の力”を解放した姿になり、リィンの指示に対してメンフィル軍のメンバーはそれぞれ力強い答えを口にし、アイドス達もそれぞれ返事をした後それぞれが相手をする相手と対峙した。

「みんな!わたし達もリィン君達と協力して迎え撃つよ!」
「おおっ!!」
それを見たトワもアリサ達に号令をかけ、アリサ達もそれぞれが相手をする者達とメンフィル軍や特務支援課と共に対峙し
「へっ、煌魔城の時以来の共闘だなぁ、リィン!”剣鬼”とやらの実力で、俺達を楽させてくれよ!」
オズボーン宰相の相手をする紅き翼側のメンバー――――――トワ、アンゼリカ、アッシュ、セドリック、アネラスと共にオズボーン宰相と対峙したクロウは口元に笑みを浮かべてリィンに話しかけ
「ハハ……そちらこそ、”C”としての実力を隠していたトールズの時のように手を抜かないでくれよ。」

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ