第85話
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え、それぞれ声に聞き覚えがあるオリヴァルト皇子達が声を聞いた瞬間それぞれ血相を変えている中エリオットは呆け、ミュラーとサラが驚きの表情で声を上げるとゲオルグ達の背後から仮面をつけたアルゼイド子爵が現れた!
「子爵閣下……!」
「くっ……やはり連合やレン皇女殿下が予想していた通りの状況になっていたのか……!」
仮面をつけたアルゼイド子爵の登場にガイウスは声を上げ、ユーシスは唇を噛み締めてアルゼイド子爵を見つめ
「フッ……我が名は”光のガウェイン”。劣勢になりつつあるエレボニアを勝利に導こうとする宰相の騎士。それが私に与えられた偽りの名と役目だ。」
「どうやらクロウの時のように”呪い”や”黒の工房”によって子爵閣下も記憶を操作されて操られているみたいだな……」
「チッ、放蕩皇子の”騎士”だった子爵閣下をギリアスの”騎士”にするなんざ、俺を”ジークフリード”にした時といい、随分と趣味の悪い真似をする事が好きになったようだな、ジョルジュ!」
「………………」
仮面をつけたアルゼイド子爵――――――ガウェインの名乗りを聞いたマキアスは真剣な表情で推測し、クロウは舌打ちをしてゲオルグを睨み、睨まれたゲオルグは何も返さず黙り込んでいた。
「やれやれ……お前達にとってもそうだが、俺達にとっても”想定外”だったぜ、この展開は………にしても、あんたも俺達の味方ならもう少し早く援軍に来て欲しかったんだがね?お陰で俺達は今の戦いで結構ダメージを受けたんだぜ。」
レクター少佐は苦笑した後ガウェインに文句を言った。
「ふふっ、それは申し訳ない。だが、想定外の相手をする為には万全の状態で挑む必要がある為、想定外が現れるまではそなた達に任せるつもりだったのだ。」
「想定外………――――――まさか!?」
そしてレクター少佐に対して答えたガウェインの答えを聞いてある事に気づいたゲオルグが血相を変えたその時
「例え”傀儡”に堕ちようとも実力は劣っていないようだな。」
オリヴァルト皇子達の背後からレーヴェの声が聞こえた後オリヴァルト皇子達の背後からプリネ隊と鉄機隊が現れた!
「プリネ皇女殿下……!」
「それに”鉄機隊”もどうしてここに……」
プリネ達の登場にユーシスは驚きの声を上げ、ガイウスは戸惑いの表情で呟いた。
「癒しの雨よ――――――ヒールレイン!!レンさん達の全体の作業も8割がた終了したので、レンさんの指示によってあたし達が先行して皆さんの加勢に参りました!」
「エニグマ駆動――――――クロノドライブ!!子爵閣下達の相手は私達が受け持ちますので、殿下とミュラーさん達は先に進んでどうか皇太子殿下を!」
「わかった、ここは貴女達にお願いする……!」
「ご武運を、継母上……!
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