第85話
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ージから立ち直ったクレア少佐は両目に何かの紋様を顕現させた後”力”を発動した。
「な、何これ……!?」
「身体が急に重く……!?」
「これは”星杯”の時の戦いでも見せた……!」
「一時的に敵の動きを制限させる”異能”らしき”力”……!」
クレア少佐が発動した”力”によって体が突然重くなった事にアネラスとラウラは戸惑い、心当たりがエマは真剣な表情で声を上げ、セリーヌは目を細めた。
「ええ……これこそオズボーン閣下を通じて”子供達”に与えられた”力”――――――”巨イナル黄昏”と繋がることでその強制力を意図的に行使する能力です。」
「”強制力を意図的に行使”――――――それが身体の動きを一時的に制限された今の私達という訳か……!」
「まさか”子供達”にそんな化物じみた”力”まであったとはね……!」
クレア少佐の説明を聞いて自分達の状態を察したアンゼリカとシェラザードは厳しい表情で呟き
「そしてその隙が私にとって絶好の好機という訳ですわ――――――」
それを見たクルーガーがアリサ達にSクラフトを叩き込もうとしたその時アリサ達の背後から銃弾と矢による牽制射撃が放たれた!
「な……っ!?」
突然の牽制射撃に驚いたクルーガーは攻撃を中断して回避に専念してクレア少佐の傍へと退避した。
「目を瞑って置け、”Z組”!!」
「え………」
「この声は確か……」
そこに背後から青年の声が聞こえ、声を聞いたアリサ達がそれぞれ驚いている中トワは呆け、フィーは目を丸くしたがすぐに声の主の通り仲間達と共に目を瞑るとクレア少佐達の足元に数個の閃光手榴弾が放り込まれ
「閃光手榴弾……!?」
「く……ッ!」
足元に放り込まれた数個の閃光手榴弾にクレア少佐は驚き、クルーガーは唇を噛み締めた後それぞれ目を瞑って閃光手榴弾の炸裂時の強烈な閃光による目くらましを防いだ。しかしその間にアリサ達の背後から現れたロイド達が二人との距離を一気に詰めて二人に奇襲した!
「電磁ネット投射!!」
ノエルは凶悪犯罪者捕縛用の高電圧が流れるネット用のライフルから電磁ネットを発射して二人にダメージを与えると共に電磁ネットで拘束し
「そーれっ――――――闇刀の一撃!!」
「邪を討つ光よ――――――闘聖の一撃!!」
ノエルの攻撃が終わるとシャマーラとエリナが同時に闇と光の一撃をそれぞれ叩き込んで追撃した。
「準備はいいか、ユウナ!?」
「はい、ロイド先輩!!」
そこに互いの視線を交わしたロイドとユウナが二人を挟み撃ちにしてトンファーとガンブレイカーによる息もつかせぬ苛烈な連撃を叩き込んだ後、二人同時に闘気を纏った一点突破の突撃技――――――ブレイブスマッシュを叩き込んでそれぞれの位
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