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ソードアート・オンライン?もう一人の英雄?
四話 血盟騎士団副団長
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るわ)」
なんか後半の言葉に聞き捨てならないことを聞いた気がするが………
まぁ、騙すような真似しないんだったら、短剣(コレ)の役割無いよね。
そう思ってエギルののど元にくっつけていた短剣を懐にしまった。
なんかエギルがほっとしてた。僕は意地悪でやったのであって、本当に殺る訳が無いのに。
「まぁちゃんと買取してくれるならいいんだけど。で、これは何コル?」
「そうだな……8000コルってとこか」
「もうちょい値上げできない?」
「…もうちょいか。じゃあ、8200コルってところはどうだ」
「よし、売った。じゃあ、エギルこれ。で、8200コルは?」
「あいよ。また待ってるぜ。で、お次はキリトだ」
「あぁ。これなんだけど……」
と、僕等が売買し終わったぐらいにドアが開いて…
「キリト君。ロア君。アクちゃん」
とアスナの声がした。同時にキリトは
「シェフ、待ってました」
みたいなことを言って、アスナの手を握った。ちなみにアスナの後ろには護衛が二人付いていた。血盟(K)騎士団(OB)のアスナ様も大変なようだ。
現にアスナの手を握ったままのキリトに護衛の内の長髪を後ろで束ねた痩せた男が殺気に満ちた目でキリトを見ている。
キリトはそれに気づいたのか慌ててアスナの手を離し、手をひらひらさせると
「珍しいな、アスナ。こんなゴミ溜めに顔を出すなんて」
と言った。自分の店をごみ溜めと言われた店主の顔がひくひくしている。それを面白いと感じたのか、うちの王女様が乱入した。
「ほんと。ここは時々客を騙す店主がいるちっさな店なのに。KOB副団長様がそう易々と入るような所じゃないのに」
あ、あぁ。もうこうなったアクは止まらない。アクは超が付くほど美人なくせして毒舌で意地悪とかがすきなんだよなぁ。あっとこんな場合じゃない。
ここの店主が今にでも怒り出そうとしている。
「ア、アクちゃん。やめなって」
アスナがそう言ってアクをなだめようとしているが、初心者にはアクは止められない。
僕じゃないと(多分)他の人じゃ止められない。
僕は懐にしまっていた短剣を取り出し、短剣のソードスキルを使い全力で(・・・)アクの首元(まぁ、マント越しだけど)に短剣を叩きつけた。その結果……
ドガァァァン?
と、凄まじい音がした。なぜなら、短剣の上位スキルで思いっきり叩きつけたからね。
それでアクは
「ご、ごめん。ロア。そ、その、わ、悪気は無かったの…」
と僕に正直に謝った。ついでにエギルにも謝った。(涙目で)そしたらエギルはすぐにだらしない顔になった。………でも、
「「「「あ?」」」」
僕の短剣の衝撃でアクのフードがとれた。
「げ、月影(ゲツエイ)王女(プリンセス)じゃないですか!」
と長髪じゃない方の護衛が驚いた。
「まずい……」
そう言って
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