第三話
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えるものは何でも使う。何か問題ある?」
だいたい、マザリーニさんにもその辺の問題を持論と他国との比較による論述を行ったことあるけど、結局何か変わった様子もないし、それだけ業が深いってことなんだろう。
それを否定するつもりはないけど、押しつけられるのだけは嫌だな。
お母様なら、その風習を作った相手が目の前にいたら、間違いなく延髄に蹴りをぶちこんでいるわね。縛られるのが嫌いな人だから、余計にね。
「ということで、私は店主に色々見繕ってもらうから、サイトは自分の武器を探しなさい。武器を使えるっていうぐらいだから、知識はあるんでしょ?」
「あ、ああ。わかった」
店主に要望を伝えていく後ろで、サイト達が雑談を織り交ぜながら武器を選んでいる。
そんな中ルーンが光っただの、おでれーただの聞こえたけど、私は自分の買い物に夢中なので詳しくはわからなかった。
「おまたせー、ってその剣がいいの?」
「ああ。俺はこれがいい」
「ああんもう、ルイズも言ってよ。こんなボロ剣よりもっといい武器あるんだから、考え直してって」
「おうおうおう、ボロ剣だなんて随分失礼なこと言うじゃねぇか!俺様はデルフリンガーって名前があるんだぞ」
サイトの手に握られた剣が、震えながら声らしきものを発している。
「インテリジェンスソード?」
「おうともよ。これでも由緒正しい年代物だぜ」
「ふぅん。店主、幾らかしら」
「へぇ、そいつは新金貨100で結構でさぁ。貴族様が見繕った例のものは、その半分で」
少し高いかと思ったが、インテリジェンスソードだしそんなもんかと納得する。
言われたとおりに会計を済ませる。
「ルイズ、結局何を買ったんだ?」
そう言いながらサイトの視線は袋に向けられる。
「秘密。それよりも折角王都に立ち寄ったんだから、色々観光しましょう。サイトの服も買わないとだし」
「だったら私がダーリンをコーディネートしちゃうんだから」
「本も買いたい」
「俺は願ったり叶ったりだけど、いいのか?」
「今更ね。これだけ大枚はたいた後なら、服なんて安すぎるくらいよ。貴方は私の使い魔なんだから、遠慮しない」
「………ありがとう」
満場一致になったところで、私達は武器屋を後にした。
※余談1
キュルケがサイトを着せ替え人形にしていたけど、あれも一種の愛の形なんだろうか。
サイトの助けを求める声が聞こえた気がしたけど、あの輪に割って入るのは気が引けたので無視しておいた。
※余談2
シルフィードがいるってことで遠慮無く買い物するものだから、帰りは行きの半分の速度で飛んで帰った。
頑張っていたし、帰ったらご飯をあげようと思った、まる。
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